🟣今だに不思議に思っていることがある。小学生の頃、ほとんど毎日、給食にはコッペパンが献立に入っていたのだが、現在のようにふわふわもちもちのパンとは程遠く、味が薄く、何か味のあるものをつけて食べないとなかなか食べ辛いパンだった。そんなパンだからか、よくマーガリンやいちごジャム、チョコレートなどがついてきた。なければ、カレーやシチューもつけて食べた💦💦
そのいちごジャムはビニール袋に入っており、カセイ食品と言う会社が製造していた。
この会社は今も東京都大田区多摩川に存在する。
●カセイ食品株式会社のURL↓
http://www.kasei-shokuhin.co.jp
創業は、大正12年11月(1923年)と言うから、関東大震災のあった年だ。創業100年近くになる老舗の会社だ。創業時の社名は、東京果精食品株式会社といった。しっかり果精(カセイ)という言葉が入っている。
わたしが、小学生の頃、そのいちごジャムのビニール袋には、耳輪黒人という今ではタブーだと思われるトレードマークが印刷されてあった‼️
個人的には、いちごジャムより同社の白色のホイップクリームのほうが、好きだった 笑 のだが、そのホイップクリームのビニール袋にもはっきりと、耳輪黒人のマークが印刷されてあり子供心に、ジャムやホイップクリームと黒人がなんの関係があるのか、とても不思議に思っていた!
あの耳輪黒人のマークは、どういった経緯でトレードマークとなったのか是非ぜひ知りたいものだ 。今だに疑問に思っている。
恐らく時代背景的に、黒人をデフォルメして可愛くしたダッコちゃん人形などが流行っていた流れを受けて、このような黒人が耳輪をした図柄をトレードマークにしたのだろう。そして、その後の黒人差別をなくす運動の中、このようなマークの使用を停止したのだろう。
あの当時、タカラのマークはダッコちゃんをモチーフにしたものだったが、後に廃止された。ちびくろサンボの本は書店から消え、藤子不二雄さんのジャングル黒ベエも再放送されなくなった。また手塚治虫さんのマンガには、黒人描写について編集者の注意書きがつくようになった。
ちなみに、ダッコちゃん人形が製造開始されたのは1960年、昭和35年。1988年に製造を停止し、その後、製造を再開した。タカラの社標の「ダッコちゃんマーク」は業容の拡大によるCIの一新に伴い、1990年(平成2年)3月をもって使用を停止した。
🟣ダッコちゃんマーク
🟣ダッコちゃん人形
🟣ジャングル黒べえ
🟣オバケのQ太郎
●1990年(平成2年)7月、黒人をイメージさせるオバケを登場させた『オバケのQ太郎』の「国際オバケ連合」は、一部回収・絶版。
🟣サイボーグ008
↓ 昭和のカッコいいアニメソングを集めてみた‼️
🟣給食のコッペパン
🟣揚げパン
🟣カセイ食品のカセイコーヒーとコーヒーシロップ
カセイ食品が販売していたカセイコーヒーのポスターを見ると子供が、耳輪をした黒人マークがプリントされているTシャツを着ている。
名前は、ミミちゃんシャツと書いてある。この耳輪黒人は、ミミちゃんと言う名前と推測する。黒人をモチーフにしたダッコちゃんがあったのだから、ミミちゃんがあってもなんら不思議ではない。まあ、可愛いいか可愛いくないかは別として💦💦💦
🟣カセイ食品のWebサイトURL↓
http://www.kasei-shokuhin.co.jp
🟣学校給食用製品ラインナップ↓
http://www.kasei-shokuhin.co.jp/product/kyushoku/index.html
🟣カセイのいちごミックスジャムやマーマレードは、楽天市場のサイトから購入できる!
価格:549円 |
小学生の頃(昭和50年代)、給食に出ていた カセイ食品の #いちごジャム に印刷されてあった横顔マークは #ミミちゃん と言う名前のようだ💦 当時、不思議に思っていたマークだが、#ダッコちゃん人形 の流行など昭和30〜40年代の時代背景があったのかもしれない⁈ https://t.co/oV2x3oXEkX pic.twitter.com/uAFHzdnq2G
— 森 啓成 (Yoshinari Mori) (@Tiger25253) July 9, 2020