【タブー】出雲弁とは? 出雲弁が推理の鍵となる「砂の器」! 古代出雲族の移住地との関係は? 秋田弁、津軽弁、新潟弁!

◼️出雲弁。1975年に録音された音源を聞いた😃

頑張ったが、残念ながら理解度は単語レベルに留まった💦

古代出雲王朝時代の民はどんな言葉を話していたのだろうか、、。

出雲族が居住していた東北と出雲の方言の共通性はよく指摘される。

🔸1975年録音の出雲弁


https://m.youtube.com/watch?v=8n8b-Z8BbsA&feature=emb_title

◼️出雲弁クイズ

◼️藤岡大拙・大西友子の出雲弁よもやま話 第10話

◼️砂の器 予告編

◼️出雲方言(いずもほうげん)、出雲弁(いずもべん)とは?

島根県の旧出雲国における日本語の方言。雲伯方言に属し、「西のズーズー弁」としても知られている。

【出典: Wikipedia】

🔸音声

母音

イ段とウ段の母音が中舌母音で発音され、特にカ行、ガ行、ハ行を除いたほとんどのウ段音がイ段音と統合することにより[ï]と発音される。

いわゆる「ズーズー弁」であるが、サ行、タ行、ザ行、ダ行以外も統合している点で東北方言よりも激しい「ズーズー弁」である。

加えてウ段拗音の発音もイ段長音になる。よってイ段とウ段は交替しやすい。

母音「エ」は[e] であり、共通語のイ段にやや近い発音である。そのためにイ段とエ段も交替しやすい。

この特徴は子音拍でもおこる点で東北方言より激しいものである。

共通語の語例におけるウ段音がオ段音へ変化するケースが多い。

以上のように、典型的な裏日本方言の特徴を持つ。

🔸開合の別

出雲方言では山陰方言全体の特徴として連母音「アウ」が「アー」に変化している(他地域はアウ→オー)。

🔸ラ行子音脱落

語中・語尾のラ行子音が脱落し、前の母音が長音に変化することが多い。

🔸アクセント

出雲方言のアクセントは北奥羽方言と同じ北奥羽式アクセントである。

これは外輪東京式アクセントが母音が広母音(a,e,o)か狭母音(i,u)かによる制限を受け変化したものであり、中舌母音が影響を与えていると考えられる。

🔸文法

●断定
断定の助動詞は、出雲方言を含む山陰一帯で「-だ」となっている。これは他の西日本方言と異なり、東日本方言と共通する。

●打ち消し
動詞の打ち消しは西日本方言で広く用いられる「…ん」が一般的だが、高齢層を中心に「…の」も用いる。

●音便
ワ行四段動詞は「買った」「食った」などの促音便、または「かあた」(買った)や「ああた」(会った)のようなア音便をとる。

この特徴は山陰全体で共通する。他の西日本方言で「買うた」「食うた」などのウ音便となるのと対照的であり、東日本方言と共通する。

形容詞連用形は「白うなる」のように他の西日本方言と同様ウ音便となる。

●意志・推量・勧誘
意志・勧誘には(例えば「行こう」の場合)、「行か」「行かあ」「行かい/行かえ」「行かや」などが使われる。「-だろう」は「-だら」や「-だらあ」を用いるが、出雲大社周辺では「-であらむず」起源と思われる「-だらじ」もみられる。

●アスペクト
出雲方言では進行相と結果相のアスペクト(相)の区別がほとんど無い。これも東日本方言と共通している。

●接続助詞
理由の助詞は「けん・だけん」が盛んで、「けに・だけに」「け・だけ」もあり、「けん」は中国方言と共通する。逆接には、「ども・だども」が多用され、北奥羽方言と共通する。

🔸成り立ち

出雲方言は「西のズーズー弁」とよばれ、その成り立ちにしばしば関心が寄せられる。

この描写を書いた物語に松本清張の小説『砂の器』がある。

●秋田弁 vs 出雲弁

●秋田弁

●津軽弁

●新潟弁

●方言で語る諏訪地方の民話「八ヶ岳と富士山の喧嘩」語り 飯田 美智子

🔸長野県の方言

https://nagano-workstory.com/column-nagano-local/

「ズーズー弁」が飛び地状に分布する理由として、古代出雲の住民が東北地方に移住したとする説や、かつて日本海側で広く話されていた基層言語の特徴だとする説がある。

しかし、本来ならば「出雲(いづくも)」や「秋鹿(あきか)」のように発音されるべき地名が、それぞれkの音が消失して「いづも」、「あいか」と読まれていることから、東北や他の地方は関係なく、古代の畿内語から分岐した方言であると考えられている。

🔸小泉保は、『縄文語の発見』で、ズーズー弁は「裏日本縄文語」の発音特徴であると推定した。古代蝦夷(えみし)や三内丸山遺跡の住民との関連性を指摘している。

🔸古代出雲説と関連し、古代においてズーズー弁は東北から日本海沿岸を伝い山陰まで分布しており、大和勢力の拡大に伴い、東山陰地方はズーズー弁要素が弱まり、出雲が取り残された形になったのではないかと指摘する説もある。

🔸天孫族に屈しまいとした出雲族の一部は東北に逃れ蝦夷となって最後まで戦ったとする説がある。出雲方言と東北方言が同じズーズー弁であるのも、その証左であるとされることが多い。

🔸出雲族が居住していた場所

出雲大社

諏訪大社 (タケミナカタ)

三内丸山遺跡

🔸主な話者著名人

青木幹雄
竹下登
ネゴシックス
山内健司 (お笑い芸人)

◼️播州弁

◼️河内弁

◼️讃岐弁、土佐弁、伊予弁、阿波弁

◼️プロフィール

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