🟣宇宙人の写真の中で、最も有名な「捕えられた宇宙人」の写真。
私がこの写真を初めて見たのは40年くらい前だろうか。 当時購入した本の宇宙人特集の中で紹介され、ミステリー系の好きな私は興奮しながら説明を読み、宇宙人はいるんだと信じていた💦💦
この写真の説明では、「1950年頃、西ドイツの新聞に掲載されたメキシコシティー付近に墜落した空飛ぶ円盤に乗っていた宇宙人の写真」となっている。
諜報部員らしいトレンチコート姿の男性二人は、アメリカのFBI (媒体によっては、CIAや旧ソ連のKGBのエージェント)となっている。
しかしながら、昔のテレビや本の写真では何度もコピーして使いまわされている為、不鮮明でよく分からない。もう少し鮮明な写真を見てみると、この宇宙人はなにかおかしい💦💦
●宇宙人を拡大して見ると、パンツのようなものを履き、足には大きめのサイズのブーツを履いている💦💦
●顔を拡大して見ると、人間の顔をしている 笑笑😃
●いろいろと調べてみると、この写真の出所は、1950年3月29日発売、4月1日号の ドイツの雑誌「NEUE ILLUSTRIERTE」のエイプリル・フールのジョークの記事だった!
アリゾナ州フェニックスに侵入してきた火星人のUFOと、アメリカ空軍が交戦してUFOを撃墜したと言うジョークの記事が出所だった。
●下記が全体の記事
この記事の右下の写真だけが切り取られ、「捕われた宇宙人」の写真として世の中に拡散されたというのが真相だった!
●このドイツの雑誌「Neue Jllustrierte」は、翌週発売の1950年4月5日号(43ページ)で「本誌は3月29日の4月1日号の中で読者に対し悪戯をしました。火星人着陸は作り話です。D.Ussel軍曹(Dussel)は実在しません。火星人はプロローラースケートのグループ、The Lidstonesのメンバーでした。」とネタばらしをした!
ちなみに、宇宙人は、ケルンのプロ・ローラースケートグループ THE LIDSTONESのジェームス・リドストーン選手の写真を合成したものと言われる。
●James Lidstone