【生き仏】酒井雄哉 天台宗大阿闍梨 インタビュー動画! 1200年間で3人しかいない比叡山での千日回峰行を2度達成! 途中で行が続行不可能なら自害する!

🟣酒井 雄哉 大阿闍梨とは?

酒井 雄哉(さかい ゆうさい)

1926年(大正15年)9月5日 – 2013年(平成25年)9月23日 )

天台宗の僧侶。

比叡山延暦寺の千日回峰行を2度満行した行者として知られる。

天台宗北嶺大行満大阿闍梨、大僧正、比叡山一山 飯室谷不動堂長寿院住職を務めた。

🟣経歴


●誕生


1926年(大正15年)、大阪市玉造で、10人兄弟の長男として生まれる。

5歳の時、一家で東京へ移る。

旧制麻布中学を受験するも失敗し、1941年(昭和16年)、慶應義塾商業学校(慶應義塾大学の夜間商業学校)に入学、同校卒。

落第生で卒業が危ぶまれたため、担任教員に、軍隊入隊を勧められる。

当時は入隊と引き換えに卒業が認められる制度があった。

●入隊


1944年(昭和19年)、熊本県人吉の予科練に入隊。

そこで半年間の訓練を受けた後、宮崎県の宮崎海軍航空隊(後の松島海軍航空隊、陸上攻撃機)所属を経て、鹿児島県の鹿屋飛行場に移る。

同僚が特別攻撃隊員として、次々と戦死していく中、鹿屋飛行場も連日のように米軍機による空襲を受ける。

ある日、訓練の最中に米軍の機銃掃射による猛攻撃を受け、逃げ損ねるが、田んぼの溝に落ち、奇跡的に助かる。

少し前まで元気だった優秀な仲間が命を失い、自身は生き残った体験から、世の無常を味わう。

●戦後


戦後は、法政大学の図書館職員となり、その働きぶりが評価され、大学の教授から、法政大学入学を勧められる。

自身もその気になり、法政大学受験を決意。願書を出すため、出身校である慶應義塾商業学校の成績証明書を取りに行くも、不安になり、中を見ると、品行が良くないなど、ろくなことが書かれていないことに愕然とし、受験を断念。

同時に職場も放棄してしまう。

その後、父親が始めたラーメン屋を手伝い、繁盛したものの、約5年で火事で廃業。

次に、父親と株売買の代理店を始めるが、スターリン暴落による大損害で、借金取りに追われる始末。

その後も、そば屋の店員、菓子屋のセールスマンなど、職を転々とする。

33歳の時、従妹と結婚するが、新婚早々、妻が大阪の実家に帰ってしまう。

連れ戻そうと迎えに行くも、しばらくして妻がガス自殺を遂げる。

わずか2ヶ月の結婚生活だった。以後、抜け殻のような生活を送る。

●比叡山へ


ある日、叔母と比叡山を訪ねたことがきっかけとなり、折に触れて通うようになる。

1965年(昭和40年)、39歳のとき出家、得度。

ここが最後の砦と自覚し、十代、二十代の若者に混じり、天台宗学の理論と実践を学ぶ。叡山学院を首席で卒業。

天台座主賞も受賞する。

千日回峰行に挑む前には、明治時代に死者が出て以来、中断していた荒行で知られる常行三昧も達成している。

●千日回峰行


1973年(昭和48年)より千日回峰行を開始し、1980年(昭和55年)10月に満行した。

この行の様子は1979年(昭和54年)1月5日、NHK特集『行~比叡山・千日回峰~』で放送された。

しかし酒井はこれに満足せず、半年後に2度目の千日回峰行に入った。

そして、1987年(昭和62年)7月、60歳という最高齢で2度目の満行を達成した。

2度の千日回峰行を達成した者は、1000年を越える比叡山の歴史の中でも3人しかいない。

●その後


1990年(平成2年)、15年ぶりに下山。厳しい護摩供のほか国内各地、中国五台山、エジプト・シナイ山などを巡礼。

1995年(平成7年)にはバチカンでローマ法王ヨハネ・パウロ2世にも謁見している。

同年、仏教伝道文化賞(功労賞)受賞。晩年は、比叡山麓の飯室谷不動堂に住み活動した。

2008年(平成20年)にはエジプトを訪問した。

2013年(平成25年)、心不全のため死去。87歳。

🟣言葉

●今日のできごとは今日でおしまい。「一日が一生」という気構えで生きていくと、あんまりつまらないことにこだわらなくなる。

●人間だって自然の一部。自然はいろいろな命が繋がり合っている。誰もがいろいろな命の中で生かされているんだ。

●今の人たちは利口すぎるんだよな。子どもの時から一生懸命勉強をして、頭の中が知識で満タンになってる。問題はなんのために勉強するのかってことだよ。

●池の鯉だって、ただ泳いでいるうちは水の楽しさやありがたさはわからない。陸に引き揚げられてはじめて、水の良さがわかるんじゃないの。

●人間は金持ちでも貧乏でも、頭が良くてもできが悪くても、誰でもいつかは死ぬ。死んだら終わり。誰も変わらないんだ。

●一歩ふみだすためにどうしたらいいかって?どうしようかと思うこと自体がおかしいんだよ。やりたいことがあるならやればいい。

●余計なことを考えず、今、目の前にあることを一生懸命やるという気持ちだけをもっていればいい。そしてひとつ道を見つけたら、生涯それで生きていくと決める。腹をくくっていれば動揺したり迷ったりすることはない。

🟣1200年で3人…壮絶を極める千日回峰行とは?|小名木善行

🟣インタビュー動画 酒井雄哉大阿闍梨に聴く『千日回峰行と、その覚悟』

https://m.youtube.com/watch?v=xhcy5tr2kMI

🟣インタビュー動画 酒井雄哉大阿闍梨が語る『堂入り(四無行)と、不思議な体験』

https://m.youtube.com/watch?v=COraqD-RxjQ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です