ミラーマンの最終回に何が起こったか?

🟣ミラーマンとは?

『ミラーマン』は、1971年12月5日から1972年11月26日まで、フジテレビで毎週日曜日 19:00 – 19:30 に全51話が放送された特撮テレビドラマ作品。

🟣『シルバー仮面』との視聴率競争

本作は、放映開始時から裏番組として同じ特撮ヒーロー番組である『シルバー仮面』との視聴率競争を繰り広げていたが、シリアスで地味な世界観や、制作費を抑えるため同じ怪獣が再登場するパターンが繰り返されたことなどから、視聴率は初回の27%を最高値として徐々に下降していった。

この視聴率競争では本作が優勢であり、結果的には勝利したものの、翌1972年の4月編成期を境に、第二次怪獣ブームが過熱していくなかで、派手なアクションやドラマを展開するライバルヒーロー番組が各局ともに続出することとなり、制作スタッフはさまざまな番組強化策を検討せざるを得ない状況となる。

🟣『変身ブーム』の中での設定変更

こうして、ライバル番組が一気に増加したことへの対策として、第2クールから怪獣が再登場する方針が改められ、序々にインベーダーの作戦のスケールが大きくなり、派手な特撮シーンが増えていった。

そして第3クールからミラーマンの世界観はインベーダーと人類との総力戦を描くものへと変わる。

ソルガン(太陽や星の光をエネルギーとする光線銃)以外に武器を持たず、事件の調査と航空防衛隊への指揮が中心だったSGMは、インベーダーによって基地を壊滅させられ、実力で対抗すべく大型戦闘機ジャンボ・フェニックスを導入。

ミラーマンを支援する攻撃部隊としての側面を持つようになる。

また、インベーダーの策略で埋め込まれたエネルギー時限爆弾と、その対抗アイテムとして父親から与えられたカラータイマー 、そして敵の強大さをアピールするため2体の怪獣を相手にするケースも多くなり、戦いの緊迫感は俄然増した。

こうしてインベーダーの攻撃が苛烈になり、ミラーマンが絶体絶命のピンチに陥るストーリーも続出した。

また番組初期でみられなかったインベーダー側のドラマが描かれる話(42、46話)や、環境破壊を批判した社会派のドラマ(32話)やインベーダーの地球侵略の理由が明かされる話(41話)もありバラエティに富んだ作風となっていく。

視聴率も第34話から16%台に持ち直し、安定した人気を得るようになり、続編『ミラーマン・兄弟』も企画されるが、こちらは映像化されることなく終わった。

このように同題材の裏番組との競争による視聴率競争や路線変更など、紆余曲折を経た本作であるが、この作品が放映されていたのが、ヒーロー番組が乱立した空前の「変身ブーム」の頃であったことに鑑みれば、十分な人気を得た番組であったと言える。

視聴率も、平均17.2%と、決して悪いものではなかった。

放送局であるフジテレビは、放送中の1972年3月から4月上旬にかけて、タカトクが発売していた2メートル大のミラーマン型キャラクター自動販売機「ジャンボキャラクター」プレゼントキャンペーンを実施。

3万7千通の応募の結果、東京都内の福祉施設に寄贈され、贈呈式には主演の石田信之も駆けつけている。

🟣ミラーマン 第一話

https://sp.b-ch.com/titles/3765/001

🟣ミラーマン最終回

●【ミラーマン解説⑥】特撮の歴史紹介します【ゆっくり解説】第26回後編③(黄金期編1971年) 

●ミラーマン 第51話 Mirrorman Episode 51 [End]

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