🟣フェンシングで日本に初めて五輪の金メダルをもたらした男子エペ団体の山田優(自衛隊)さん、宇山賢(三菱電機)さん、加納虹輝(JAL)さん、見延和靖(ネクサス)さん。
記者会見で、見延和靖(34)さんをはじめ、「グローブ」への感謝の言葉があった。
今回エペ代表の4人中3人が着用したグローブは、香川県東かがわ市にある小さな工場で、高齢の夫妻が、一枚一枚丹精込めて手作りしている。
🟣あまり知られていないが、香川県東かがわ市は、手袋生産のシェア日本一を誇る。
マスターズ制覇の松山英樹 選手のゴルフ手袋も東かがわ市の工場で作られたものだ。
あげればキリがないが、
元・阪神タイガースの金本選手のバッティング用手袋、
北京オリンピックフェンシング銀メダリストの太田裕貴選手使用のフェンシング用手袋、
海洋冒険家の白石康次郎さん使用の手袋、
フォーミューラー日本チーム 5zigenが使用している自動車レース用FIA公認グローブ、
宮里藍プロの羊革ゴルフ手袋、
横峯さくらプロの人工皮革ゴルフ手袋、
丸山茂樹プロの羊革ゴルフ手袋、
中島常幸プロの人工皮革ゴルフ手袋、
元・サッカー日本代代表GK川口能活選手のゴールキーパー手袋、
長野オリンピックスキージャンプ競技ラージヒル等で金メダルの船木和樹選手のスキージャンプ用手袋、
などなど一流のアスリート達が、東かがわ市で作られる手袋を使用している。 OEM生産が多いため一般消費者はほとんど知らないかもしれない。
ちなみに、肩こりや打ち身、筋肉痛など、身体の痛みをやわらげる為にシップのように貼り付けて使うパップ剤の生産量世界トップレベルを誇っている企業が、同じく香川県東かがわ市にある。帝國製薬だ。こちらもOEMでの製品提供が多いため名前は知られていない隠れたトップ企業だ。
🟣今回エペ代表の4人中3人が着用したグローブは、イタリア語でフェンシングを意味する「スケルマ」のブランド名で親しまれるグローブで、フェンシング界では「知らない人はいない」とさえ言われる。
このスケルマブランドのグローブを生み出しているのが、香川県東かがわ市の細川勝弘さん(74)とかずゑさん(72)のご夫婦だ。
グローブの最大の特徴は極限まで「素手感覚」に近づけていることで、選手それぞれの手形を基に、細部までこだわって立体感を出していると言う。
手のひらの部分を曲線的に縫うことで、剣を握った際の膨らみを抑えている。繊細な技術と気遣いが生むフィット感は唯一無二だ。
大小30個ほどに分かれたパーツを縫い合わせることで、ひとつのグローブが完成する。1日に生産できるのは5枚ほどだという。
🟣今回、金メダルを獲得した一人、香川県出身の宇山賢さんは、スケルマのグローブを中学時代から使っており、記者会見では、「早く直接報告にいきたい」と語っていた。
東かがわ市は、全域過疎化指定されいる瀬戸内の小さな町だが、そこからは、世界のトップアスリート達が使用する手袋が今日も生み出されている。
以上
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