関東地区で視聴率30.1%を記録した名作「フランダースの犬」の最終回とは?

2020/10/6

🟣フランダースの犬




🟣『フランダースの犬』(フランダースのいぬ)は、1975年1月5日から同年12月28日まで、フジテレビ系列で毎週日曜19:30 – 20:00(JST)に全52話が放送された、日本アニメーション制作のテレビアニメ、およびそれを基にした劇場版アニメなど派生作品の総称。

『世界名作劇場』の第1作目に当たる。

物語の舞台であるベルギーでは、イギリス文学である原作の知名度がそれほど高くないうえ、内容も評価されていなかったこともあり、本作品が放送されることもなかった。

しかし、本作品の影響で日本から多くの観光客が訪れることもあり、アントワープに記念碑や銅像が建てられた。




🟣最終回の視聴率はビデオリサーチ・関東地区調べで30.1%を記録したが、これは『世界名作劇場』枠内アニメの視聴率で最高記録である。

特にラストシーンは悲劇の代表格として現在でも広く知られ、『なつかしのアニメ名場面特集』などのテレビ特番では定番シーンとなっている。

他方で、前作『アルプスの少女ハイジ』と次作『母をたずねて三千里』の主要スタッフであり本作品にもわずかながら参加していた宮崎駿は、「視聴率的には成功したんですが、僕はゴミみたいな作品だと思うんですけどね」と本作品を評している。

2010年3月、世界名作劇場放送35周年を迎えた日本アニメーションは、本作品に登場するパトラッシュの名前を冠した「パトラッシュ基金」を発足させ、盲導犬育成普及事業の支援を開始した。

🟣第一話 少年ネロ フル映像

第一話フル


🟣原作のラストは、(本作品最終回の翌日にあたる)クリスマスの日の昼近く、大伽藍でルーベンスの絵を見て微笑むように死んでいるネロを町の人々が見つけ、駆けつけたコゼツたちが悲嘆に暮れるというもので、本作品のそれとは全く異なる。

テレビシリーズの最終回でネロとパトラッシュが天使にかかえられて召天するシーンをイメージし実現させたのは、スポンサーのカルピスの当時の社長の土倉冨士雄である。土倉は熱心なクリスチャンであり、死は終わりではなく天国への凱旋だという考えを持っていたためである。

🟣第52話↓ 最終回 ラストシーン




●トリビアの泉 ラストシーンの原作とアニメの違い



●ニコニコ動画↓ ラストシーン

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm10963588

●ニコニコ動画↓ ログイン必要 最終回フル

https://sp.nicovideo.jp/watch/so32171428


最終回でネロとパトラッシュが天使にかかえられて召天するシーンをイメージし実現させたのは、スポンサーのカルピスの当時の社長の土倉冨士雄である。土倉は熱心なクリスチャンであり、死は終わりではなく天国への凱旋だという考えを持っていたためである。

🟣最終回でネロが見たかったルーベンスの キリスト昇架 と キリスト降架 はベルギーのアントウェルペンの聖母大聖堂にある。

キリスト昇架


キリスト降架




🟣The Dog of Flanders (劇場版 フランダースの犬)

1975年にフジテレビ『世界名作劇場』で放送され多くの視聴者に感動を与えた、少年ネロと愛犬パトラッシュの友情を描いた物語『フランダースの犬』を、構想も新たに劇場版としてリメイクした長編アニメーション。

監督は『世界名作劇場』で同作の演出をつとめていた黒田昌郎。ウィーダの原作を、多くのテレビ・アニメの脚本を手掛けている丸尾みほが脚色した。

製作年1997年
製作国日本
配給松竹
上映時間103分

日本語版

Full映画



英語版

Full映画

🟣概要(劇場映画版)

THE DOG OF FLANDERS(劇場版 フランダースの犬)』として、テレビ版と同じ黒田昌郎監督、日本アニメーション制作により松竹系で1997年3月15日より全国公開された。

前年公開の『BLACK JACK』に端を発した、松竹主導のテレビアニメの映画化リメイク企画の一環でもあり、このリメイク企画はその後同じスタッフの制作による、『MARCO 母を訪ねて三千里』(1999年)まで続くこととなる。

設定はテレビシリーズを概ね踏襲しているが、ストーリーは「修道女に成長したアロアがアントワープの大聖堂を訪れ、ネロとの20年前の記憶(アロアがネロやパトラッシュと仲良くなった時点から、ネロたちの死まで)を回想する…」という回顧録的な構成になっており、各エピソードも劇場版独自の翻案・演出が加えられて進行していく。ネロとパトラッシュの死の場面もテレビシリーズとは異なり、天使に抱えられ召天するシーンはなく、またテレビシリーズの各所で挿入されていた(主に子供向けの)ナレーションも存在しない。

成人のアロアが幻想の中でネロの声を聴き、明日への決意を新たにするというラストシーンで終了しており、エンディングテーマ(主題歌)の歌詞はアロアによるエピローグになっている。これはテレビシリーズのラスト以降、アロアの描写がおざなりだった事への反省が込められているという。

音楽・映像も刷新され、情景は当時のフランダース地方のものに近づけて描かれている。また、一部にCGが使用されている。

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