香川せとうち地域通訳案内士 – 2019年度研修のまとめ記事。研修日程、募集要項、講師陣、合格者数、変更点は? –

2019/12/14

🟣2019年11月に、香川せとうち地域通訳案内士の2019年度の合格者の発表があった。 昨年の第一回試験からはや一年が経つのだなと改めて時の経過の早さを実感した。

2018年度合格者は、タイミングと運がよく、瀬戸内国際芸術祭という3年に一度のせとうちでのお祭りがあったが、2019年度の本試験合格者の活躍の場をすぐに探すのは、ちょっと厳しいかもしれないなと思った。

資格というものは、資格取得時がほんのスタート時点であって、その資格で食べていける、いけないは、その個人のもつセンスや能力、努力、運というものに大きく左右される。

医師や弁護士、公認会計士など一部の資格は、取得すれば、恐らくは食べていけるだろうが、世の中のほとんどの資格は、取得しただけでは食べていけず、厳しい自由競争の中を勝ち抜いていく必要がある。強い想いと覚悟が必要だ。

この通訳ガイドという仕事も、資格がなくとも実力やコネクションがあれば誰でもできる仕事のひとつだ。

自由競争なのだから個人、個人が各自努力して、活躍の場を広げていけばいいのだが、せっかく香川県は、この地域通訳案内士という資格を予算と多大な労力、時間をかけて作ったのだから、この資格自体を活かせる場所も可能な限り作って欲しいという意見も多々ある。

この発想を単なる甘えだと自分では思っているが、考えてみると資格を取得したけどなんの仕事もないというのであれば、最初からこの資格を作らなければ良いし、受ける必要もない。既に世の中には、全国通訳案内士という資格もあるし、法律の改正で、今は通訳案内士の資格がなくても誰でも報酬を得て外国人への通訳案内業務をすることができるのだから。

ぜひこの香川せとうち地域通訳案内士資格取得後の実態を追跡調査して、何回、通訳ガイドの仕事をしたのか、いくら収入があったのかアンケートを取り公開したほうが良いと思う。

実態を知った上で、この資格の取得を目指すなら自己責任なので何も言うまい。あくまでこの市場は、実力主義、自由競争で公平な市場だと思うし、需要はある。強いものは残るし、弱いものは消える、どの世界でも同じことが起こっている。通訳ガイド業界だけが特別ではない。

🟣通訳ガイド 動画「通訳ガイドで食べていく方法」










通訳ガイドというおしごと (アルク はたらく×英語シリーズ)

⬛️2019度「香川せとうち地域通訳案内士」認定研修のスケジュールと募集要項はこちらから

1, 応募申込期間について
2019年度の応募期間は、令和元(2019)年7月19日(金曜日)~8月28日(水曜日)だった。 (※応募期限 8月28日(水曜日)17時必着)

2, 認定研修のスケジュールについて
受講決定通知 :9月4日(水曜日)までに電子メールにて通知。


研修(前半)  :9月14日(土曜日)~16日(月曜日・祝日)


研修(後半)  :9月21日(土曜日)~23日(月曜日・祝日)


効果測定試験  :10月19日(土曜日)~20日(日曜日)


合格者発表   :11月上旬~ (予定)

3, 募集要項について
別添1 に研修の日時、内容、会場など詳細情報あり。
【別添1】 募集要項

4, 応募方法について
【別添2】応募様式に必要事項を記載し、必要書類を添付の上、「メール」「郵送」「FAX」のいずれかの方法により提出。

提出先、必要書類等の詳細は、【別添1】応募要項の「10 応募方法」を参照。

添付
【別添2】 応募様式

🟣2019年度の研修内容、講師、面接のテーマは? 2018年度試験との相違点は?

●2018年度の研修は、英語と中国語での募集だったが、2019年度は、英語と中国語に韓国語が加わった。

2019年度の英語の講師は、畝崎雅子先生、尾辻まゆみ先生。

韓国語の講師は、高田直志先生で、全国通訳案内士試験に関する書籍も執筆されています。

全国通訳案内士試験「一般常識」直前対策問題集2019年度版 ([テキスト])

高田直志先生の動画は下記から。

●2019年度 実地研修場所として、2018年度との相違点は、直島、根来寺が、小豆島、天皇寺に変更されていた。これに伴い、2019年度の面接のローカルテーマも直島 → 小豆島、根来寺 → 天皇寺 へと変更されていた。その他は変更なし。

●2018年度の面接試験のテーマは下記から。

2019年度の中国語の現場研修では、行き先への電話確認や食事場所の予約なども研修参加者がしたとのことです。

また、中国語の面接試験では、受験者が選んだテーマのスピーチに関する質疑応答の際に、現場研修で講師の方が説明した点が詳しく聞かれたようです。

●2018年度の面接試験体験記は下記から。

●中国語研修の講師は、2018年度は、水谷浩先生、李欣欣先生。

2019年度の中国語の講師は、水谷浩先生、宇津城孝美先生、面接官もこのお二人だった。

宇津城孝美先生プロフィール

・全国通訳案内士(英・仏・中)

大学卒業後、旅行会社に勤務し、添乗業務、予約、手配を行う。北京師範大学、中央民族大学に2年間留学。

現在は大手専門学校にて英検、TOEIC、英会話、中国語を教えている。英語、フランス語、中国語3か国語の通訳ガイド資格を生かし、通訳ガイド、ガイド関係の各種講師の仕事もしている。

・2018年度 中国語グループ現場研修講師 兼 面接官は、水谷浩先生、李欣欣先生だった。

水谷浩先生(中国語 全国通訳案内士)

・水谷浩先生関係の記事URL↓

https://forbesjapan.com/articles/detail/12760/1/1/1

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/inbound.exblog.jp/amp/24489096/%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAbfqncGpzar7uwE%253D

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/inbound.exblog.jp/amp/25859112/%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAYCoy_fI_NzcCQ%253D%253D

https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20140118025/?p=3

https://m.facebook.com/hiroshi.mizutani.507

李欣欣先生 (中国語 全国通訳案内士) 

https://www.kyotovisitorshost.com/ja/profile.php?id=nailao70

🟣2019年度の合格者数は?

香川せとうち地域通訳案内士 2019年度の合格者数は、59人( 英語29人、中国語23人、韓国語7人)。

最年少が中学2年の女子、最高齢は76歳。

2018年は、全体で95人(英語:81人、中国語:14人)が受験し、英語48人、中国語11人の計 59人が合格した。

🟣2018年度合格者数: 英語48人、中国語11人、計 59人

🟣2019年度合格者数: 英語29人、中国語23人、韓国語7人、計 59人

2019年11月の四国新聞記事

CD付 全国通訳案内士試験 英語二次口述パーフェクト対策

⚫️Bizconsul Office 

・貿易/海外取引コンサルティング
・英語研修/通訳ガイドサービス

Office 代表
森 啓成
Mori Yoshinari

・国土交通省認可 全国通訳案内士(英語) 香川県登録番号 第EN00087号


・香川せとうち地域通訳案内士(中国語)香川県登録番号 第CH00001号


・瀬戸内国際芸術祭 公式ガイド


・認定せとうち島旅ガイド


・旅程管理主任者

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