⬛️せとうち島旅ガイド(瀬戸芸公式ツアーガイド) – 2019.5.20. 沙弥島、瀬居島、屋島のガイドを終えて感じたこと –

2019/5/20 (月)

この日の天気予報は、一日中、雨であったが、幸運にも雨には遭遇せず一日中、曇り、ときどき晴れだった。 参加者の方の中に強力な晴れ女というか神通力を持った方がおられ、瀬戸大橋タワーに登るときだけ快晴になったり、目的地に行くと小雨が止んだりと、とびっくりの連続だった。世の中には、雲を動かすことができる仙人のような方もいると聞くが。。。まあこれ以上は触れないほうが良いだろう。ほんとにお世話になりました。有難うございました!

この日の他コースに関しては、前夜から波は高く豊島、犬島コースはチャーター船が出ずツアー中止になったとのこと。沙弥島、瀬居島、屋島コースは全てバス移動なので予定通り催行された。ツアー参加者の中には豊島、犬島コースから変更された方々も何名かおられた。

⬛️ 高松港 → 沙弥島 → 瀬居島 → 屋島 → 高松港。 このコースは、春会期のみの催行となる。私のグループは全員 日本人の方であったが、ツアー全体では中華系の方々が10名近くおられた。

高松港を出発し、香川県坂出市にある沙弥島までバスで、約 50分。この沙弥島コースの担当は今日が最後となると思うと相当な時間と労力を準備に費やした愛着のあるコースなので寂しく感じる。バス中での解説にも自然と力が入った。


⬛️沙弥島:

🔷万葉会館 大岩島2、 12島と港の物語

月曜日ということもあり、万葉会館内は、ほぼ待たずに、大岩オスカールさん、蓮沼昌宏さんの作品を見ることができた。

蓮沼昌宏さんのキノーラという装置で見る12の島と港の物語は、全て見ようとすると時間がかかるが皆さん見たがる。

両作品とも人気がある。

🔷そらあみ

沙弥海水浴場で展示している、そらあみは、やはり人気がある。天候や潮の満ち引きによって作品の見え方が変わってくるのも面白い。 毎回違った光景が楽しめる。

人と人、島と海の記憶を繋ぐ瀬戸芸を代表する作品の一つ。作品制作のワークショップは今後も行われていく予定。作家さん、地元の漁師さん、ボランティアの方々の協同作業により、島の記憶が受け継がれていく。

そらあみ前では、今日もトラフグ弁当 1,000円が販売されていた。ナカンダ浜沖で養殖されているトラフグだ。一度は食してみたかったが。。

🔷フードクラブ、一雫の海、月と塩をめぐる3つの作品、ピボット

旧沙弥小中学校で展開されている作品。

🔷ヨタの漂う鬼の家

沙弥ナカンダ浜では。前回同様、ヨタさんの山脇弘道さん、木崎公隆さんが、家船を公開制作されており、山脇さんに色々とお話しを聞くことができ参加者の方々も大喜びだった。

やはり作家さんのお話しが聞けると、特別感とサプライズ感がでてツアー自体の満足度に大きな影響を及ぼす。

ヨタさん、毎回、作品制作中のお忙しい中、色々とお話し頂きまして有難うございます!

夏の船舶登録、秋の瀬戸内海への航海が万事上手くいくこと祈念してやみません。

ヨタの漂う鬼の家。家船を現代風にアレンジ。秋頃には瀬戸内海を航海予定。

⬛️瀬居島:

県内連携事業として、神戸芸術工科大学と瀬居町が組んで展開している作品を鑑賞。中山玲佳さんの、しましまの海と、かわいひろゆきさんの、先祖宮の2点。

しましまの海。防波堤ができる前、ここには、綺麗な海水浴場が広がっていた。1968年の埋め立て前の景色を島の方々の記憶をもとに再現した。地元の小学生も作品制作に参加し地元の方々の記憶を描いていく。この子供たちが大きくなって、この絵を塗り直すとき島の記憶が次の世代にまた受け継がれていけばいいなぁと思う。

⬛️屋島:

金氏徹平さんの、屋外インスタレーション作品のS.Fを鑑賞。その後、84番札所の屋島寺、他を案内した。

屋島山頂は、晴れていれば見晴らしは最高、顧客満足度は倍増する。

この日は、獅子の霊巌から高松を一望した。ここは、日没時の夕日が香川県一の景色となる。

バスの中で讃岐三白の説明をした際に、向山周慶の話をしたのだが、前日に東かがわ市にある向良神社(こうらじんじゃ)を訪れた方がその写真を見せに来られてびっくりした。というのも東かがわ市の地元の方もほとんど行かない神社だからである。高松市の松島町にももうひとつ、玉藻城内から移転した向良神社かあることをお伝えすると明日、訪問しようかなとおっしゃられていた。

わたしは、向山周慶のファンで現地調査も含め、色々調べているのだが、この和三盆作りの多大な貢献者をもっと多くの人に知ってほしいと常々思っている。

屋島に関しては、1637年の埋め立て、1755年、1756年の梶原景山による塩田開発などもっと調べたいテーマが見つかった。向山周慶、久米通賢といい、梶原景山も東かがわ市出身であり、昔の東かがわ市には新しいものに挑戦していく土壌があったのだろうか!? 今は瀬戸内国際芸術祭も蚊帳の外、次回は県内連携事業での参加が望まれる!

金氏徹平さんのS.F

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