🔷これまでの人生で、
様々な分野の講義を受けたり、
セミナーに参加したり、
独学もしてきたが、
一番身につく勉強法は、
アウトプットすることを目的に
学ぶことである。
例えば、TOEICの問題集をやるにしても、
学んだことを、
・人に教える、
・友人に説明する、
・学んだ英語表現を実際の会話で使う、
・まとめ記事をブログに書く、
・学んだポイントをツィートする、
などインプットしたことを、
アウトプットすることを前提にTOEICの問題集をやる。
そして可能な限り早く学んだことをアウトプットする、また繰り返しアウトプットする。そうすると学んだことの定着率が倍増する。
様々なアウトプット方法があるが、中でも、学んだことを、人に教えることを前提に勉強することが一番身につくと思われる。
人に教えるためには、自分で理解したものを整理して、頭の中でまとめてから人に伝えないといけない、また相手の質問にも答えなければいけない。
アウトプットするために学ぶことは、インプットの段階で意識レベルがまるで違う。また学びの深さと広さにも大きな差がある。
同じ問題集をするにしても、自分のTOEICスコアを上げるだけのタスクに、人に教えるというタスクが加わると脳の働かせ方も違ってくる。更に言えば、TOEICの問題作成者の視点を持てばTOEICの癖や出題されやすいポイントも見えやすくなる。問題を解くだけの受動的な立場に、人に教えるという立場や問題を作成するという能動的な立場を加えると、問題を解く視点や角度もまるで変わってくるし、得られるであろう情報量も違ってくる。
人間は立場で物事を考え、行動する。別の言い方をすれば人は立場に縛られている。しかしながら、例えば、ヒラ社員のときから、自分が上司なら、自分が社長なら、どう判断し、どう決断するかを常に考えながら行動する癖をつけておくと、いざその立場になっても対処できる。今ある立場に縛られるのでなく、想像力を働かせて、なりたい自分、こうありたい自分のイメージを持つことが大切だと思う。決して今ある立場によって自分の想像力まで縛られてはいけない。 我々は想像するという点においては、どこまでも自由でなにものにも制限されないのだ。
公式TOEIC Listening & Reading問題集(7) 音声CD2枚付 [ Educational Testing ] 価格:3,300円 |