◼️Stalag17
◼️カサブランカ
🔹『カサブランカ』(英語: Casablanca)
1942年のアメリカ合衆国の恋愛ドラマ映画。
監督はマイケル・カーティス、出演はハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンなど。
原作はマレイ・バーネットとジョアン・アリスンによる上演されなかった戯曲『皆がリックの店にやってくる』で、親ドイツのヴィシー政権の支配下にあったフランス領モロッコのカサブランカを舞台に、かつて深く愛し合った末に別れた男女の思いがけない再会と愛の再燃を描いている。
第二次世界大戦にアメリカが参戦した翌年の1942年に製作が開始され、同年11月26日に公開された。
第16回アカデミー賞にて作品賞・監督賞・脚色賞の3部門を受賞。
配給はワーナー・ブラザース。
第二次世界大戦中に撮影されたこの作品は、女性(バーグマン)への愛と、チェコスロバキアのレジスタンス指導者である彼女の夫(ヘンリード)のヴィシー支配下の都市からの逃亡を助けるかの選択を迫られるアメリカ人駐在員(ボガート)に焦点を当てている。
◼️わが谷は緑なりき
◼️自転車泥棒
Ladri di Biciclette
(1948:伊、V.デ・シーカ)
第二次世界大戦後のイタリアで作られたネオレアリズモ映画の1本で、ロベルト・ロッセリーニの『無防備都市』、ルキノ・ヴィスコンティの『揺れる大地』と並ぶネオレアリズモ映画の代表作。
役所の広告貼りの仕事を得た失業労働者が、仕事に必要な自転車を盗まれてしまい、息子とローマの街を歩き回って自転車を探す物語。
職業俳優を使わず素人を起用しており、父親役のランベルト・マジョラーニは失業した電気工、子役のエンツォ・スタヨーラは監督が街で見つけ出した子供である。
また、ほぼ全編でロケーション撮影を行い、ドキュメンタリー的撮影手法を用いて戦後の貧困にあえぐイタリア社会をリアルに映し出している。
第22回アカデミー賞で名誉賞を受賞。
◼️逢びき
Brief Encounter
(1945 : 英、D.リーン)
🔹『逢びき』
(Brief Encounter)
1945年のイギリスの恋愛映画。
互いに配偶者を持つ身でありながら道ならぬ恋に惑う男女を描いた恋愛映画の傑作。
ノエル・カワードの戯曲『静物画』の映画化であり、デヴィッド・リーンが監督、セリア・ジョンソンとトレヴァー・ハワードが主演した。
全編にわたってラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がBGMとして効果的に使用されたことでも名高い。
なお、ピアノ独奏はアイリーン・ジョイス(ムイル・マティソン指揮/ナショナル交響楽団)。