◼️中国語字幕版「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」URL
https://www.agedm.tv/detail/20220203
🔸优酷URL
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◼️時透 無一郎(ときとう むいちろう)とは?
「霞の呼吸(かすみのこきゅう)」を使用する霞柱(かすみばしら)。
年齢は14歳。
当代最年少の柱であり、刀を握って僅か2か月で柱となった天才。
「日の呼吸の剣士」の子孫と伝わっているが、正確にはその双子の兄・継国巌勝(上弦の壱・黒死牟)の子孫。
日輪刀は霞の様に白い刀身。
担当の刀鍛冶は鉄井戸、後に鉄穴森鋼蔵。
刀鍛冶の里編の主要人物。
一人称は「俺」と「僕」が混在し、不安定。
常に無表情で他者への関心が希薄な茫洋とした性格。
その場とは無関係な事を考えている場合が多く、柱合会議での竈門兄妹の処遇においても「すぐに忘れるのでどちらでも良い」と関心を示さなかった。
反面、徹底的な合理主義を貫き、柱としての活動を妨げる者には実力行使もいとわないある種の冷酷さも併せ持つが、これは彼なりの責任感や正義感の裏返しでもあり、決して悪意はない。
記憶障害を患っており、刀を握る以前の記憶を持たず、隊士となってからも新たな事柄を長く覚えておく事ができない。
マイペースな言動の一因である。
かつては父親と母親と双子の兄・有一郎の四人家族で、杣人であった父親の手伝いをしながら暮らしていたが10歳の時に両親を亡くし、以降は有一郎と共に生活を送っていた。
11歳の春ごろに訪ねて来た産屋敷あまねから自分達が「始まりの呼吸の剣士」の子孫である事を伝えられ剣士に憧れを抱くが有一郎から猛反対され、有一郎があまねに水を浴びせたことで喧嘩をしたきり口を利かなくなる。
しかし、同年の夏に鬼の奇襲を受け、深手を負った有一郎を前に放った鬼の言葉に激しい怒りを覚え、朝日が昇り鬼が塵になるまで交戦した。
その後、瀕死状態の有一郎から本音を聞き、彼の死後は気を失っていた所をあまね達に保護される。
この一件から記憶障害を患う。
刀鍛冶の里にて上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺の襲撃を受け、当初は炭治郎と共に半天狗と交戦するが、強風で飛ばされて離脱させられる。
身を立て直し、最も優れた技術を持つ里長を最優先に救出しようと再び行動を開始。
道中に玉壺の使い魔に襲われている小鉄を目撃するが、優先度の低い彼を見捨てようとする。
しかし、「人のために行った事は巡り巡って自分に返ってくる」という炭治郎の言葉を思い出し、救出した。続いて、鋼鐵塚が刀を研ぐ小屋で、彼と小鉄を守りつつ、玉壺と交戦となる。
呼吸を封じられ、成す術が無いと死を直感するが、命がけの小鉄の行動と機転により危機から脱出。
嘗ての記憶を取り戻し、痣の者として覚醒した事で玉壺の頸を切り落とす。
この時、痣の条件を把握した事で、柱達も知るところとなる。
記憶を取り戻して以降は朗らかな面も見せるようになり、特に記憶を取り戻す切っ掛けとなった炭治郎には深く感謝しており、柱稽古の上達の速さも相俟って非常に好意的に接している。
一方で呑み込みの悪い隊士には相変わらず辛辣である。
無限城にて、上弦の壱・黒死牟と邂逅。己の先祖であると教わった後、交戦するも成す術無く一蹴され、左腕、左足を欠損し重症を負う。
しかし、死を覚悟して玄弥と共に実弥と悲鳴嶼に加勢し、黒死牟の身体を貫き胴体を切断されるも、赫刀を発現させたことで勝利に貢献する。
戦闘後は力尽きて死亡し、その魂は有一郎と再会を果たす。
◼️技一覧
●霞の呼吸(かすみのこきゅう)
霞や水にまつわる名前がついている。
●壱ノ型 垂天遠霞(すいてんとおがすみ)
天に向かって自身と垂直になる様に突きを放つ技。
●弐ノ型 八重霞(やえかすみ)
斬撃を幾重にも重ねて放つ連撃技。
●参ノ型 霞散の飛沫(かさんのしぶき)
霞を晴らすような素早い回転斬り。
●肆ノ型 移流斬り(いりゅうぎり)
流れる様な太刀筋で刃を振るう技。
●伍ノ型 霞雲の海(かうんのうみ)
大量の霞が辺り一面を覆う様な動きをしながら、高速で繰り出す細かい連撃で相手の攻撃を裂断する技。
●陸ノ型 月の霞消(つきのかしょう)
広範囲に渡って霞で包み込む様に斬り込む技。
●漆ノ型 朧(おぼろ)
時透が独自に編み出した型。動きに大幅な緩急をつけ、敵を攪乱する歩行術。姿を見せる際は亀のように遅く、姿を消す際は瞬き一つの間という形で動く事で敵を翻弄する。
◼️甘露寺 蜜璃(かんろじ みつり)とは?
「恋の呼吸(こいのこきゅう)」を使用する恋柱(こいばしら)。
年齢は19歳。
元は煉󠄁獄の継子。
社交的で心優しく、無視されると泣きじゃくるほど、繊細な性格。
非常に惚れっぽく、周囲のあらゆる人物に男女問わずときめいている。
伊黒には特別視されている様子。
刀鍛冶の里編の主要人物。
見た目こそ可憐な女性であるが、特異体質により常人の8倍の密度の筋肉を備え、容姿にそぐわぬ怪力を有する。
この肉体は旺盛な食欲によって支えられている。
長髪を三つ編みにしており、桜餅の食べ過ぎが原因で髪色は桜色と緑色に変色している。
隊服は胸元が露出している。
戦闘では、鉄地河原が制作したウルミのようにしなる日輪刀を使用する。
柱の中では最も禰󠄀豆子に好意的であり、頭を撫でたり、くすぐって遊んだりと大変可愛がっており、禰󠄀豆子もまた甘露寺によく懐いている。
復讐目的で戦っているわけではないが、人を傷付ける鬼には毅然と立ち向かう。
鬼殺隊に入った理由は「添い遂げる殿方を見つけるため」。
家族は父(声 – 野島健児)と母(声 – 皆川純子)、五人姉弟で家族仲は良く、鬼とは無縁である。
17歳でお見合いをするが体質や髪色等により破談してからは、力の弱いふりをし髪色を黒く染め食事を我慢する等、結婚するために自分自身に嘘をつく様になる。
しかし、途中で自分じゃない振りをするのはおかしいと思うようになり、人の役に立ちたいと鬼殺隊に入隊。
ありのままの自分を受け入れてくれる鬼殺隊の面々を大切に想っていたが、また拒絶されることを恐れて本領を発揮しきれずにいた。
しかし、上弦の肆・半天狗との苦境において、炭治郎から「希望の光」と言われたことで力を抑えることを止め、憎珀天を足止めし、半天狗討伐に大きく貢献する。
無限城決戦前半では伊黒と共に鳴女と戦闘するものの、彼女の血鬼術に悪戦苦闘する。
最終決戦の際に無惨に立ち向かうものの、重傷を負い一旦戦線を離脱する。無惨に立ち向かいダメージを与えるも、致命傷を受ける。無惨消滅直後、伊黒に気持ちを伝えて両思いとなり、来世で添い遂げる約束をし、共に力尽きる。
◼️技一覧
●恋の呼吸(こいのこきゅう)
継子として煉󠄁獄の下で学んだ炎の呼吸法から、独自に編み出した呼吸法。技の名前には全て「恋」が入っている他、彼女自身、猫を飼っているためか、名前に「猫」が入った技もみられる。
●壱ノ型 初恋のわななき(はつこいのわななき)
しなる刃の一太刀で斬り刻む技。
●弐ノ型 懊悩巡る恋(おうのうめぐるこい)
流れるように刃をしならせ、瞬く間に斬る高速技。
●参ノ型 恋猫しぐれ(こいねこしぐれ)
猫のように跳躍しながら放たれる血鬼術自体を斬り刻んで無効化する技。
●伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪(ゆらめくれんじょう・みだれづめ)
関節の柔らかさを利用して広範囲に刀を振るい、切り刻む技。
●陸ノ型 猫足恋風(ねこあしこいかぜ)
身をひるがえしながら突風の如き速さで、迫り来る攻撃を斬る技。