【タブー】TVドラマ「アーノルド坊やは人気者」に出演していた子役達の衝撃的な事件と現在は?

🟣スポットライトの光が強くなればなるほどその影は濃くなる。

「正と負の法則」が働くのか、子供の頃に超人気者となった子役の中には成長してから様々な犯罪や事件を起こしてしまったり浮き沈みの激しい人生を歩んでしまう場合がある。

国内だと、子連れ狼の西川和孝さんやケンちゃんシリーズの宮脇康之さん。

海外だと、

『ホームアローン』のマコーレー・カルキンさん

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で後にダース・ベイダーになるアナキン・スカイウォーカーの少年時代を演じたジェイク・ロイドさん

『スタンドバイミー』のテディ役で有名になったコリー・フェルドマンさん

『ターミネーター2』にジョン・コナー役で出演したエドワード・ファーロングさん

そして、「アーノルド坊やは人気者」に出演していた子役達も例外ではない。

🟣「アーノルド坊やは人気者」とは?

アーノルド坊やは人気者

(原題: Diff’rent Strokes)

アメリカのテレビ局(1978年から1985年まではNBC、1985年から1986年まではABC)で放映された30分のシットコム。

制作はタンデム・プロダクションおよびエンバシー・テレビジョン。

●概要

貧民街出身の主人公の黒人少年アーノルド・ジャクソンは、母の死をきっかけに兄のウィリスと共に、母が家政婦として務めていた白人の資産家ドラモンドの養子となり、ドラモンドの娘キンバリーと共に暮らすことになる。

このコメディは、ドラモンド家の中で起こるさまざまなエピソードを軸として、シリアスな人間模様をコメディー形式で描いている。

コメディでありながら、麻薬や人種差別問題などシリアスなテーマを取り上げており、8シーズンで189話にわたる人気シリーズとなった。

作品には、モハメド・アリやナンシー・レーガンといった著名なゲストが多数出演した。

パイロット版のタイトルは「45 Minutes From Harlem(ハーレムから45分)」であった。

ドラマの設定上のドラモンド家の住所は、ニューヨーク市パークアベニュー697。

●日本語吹き替え版は中部日本放送(TBS系列、CBC)と東北新社によって製作され、CBCでは1982年3月11日から1984年9月27日まで、木曜19:00 – 19:30枠で松坂屋一社提供の中京ローカル番組として放映された。

中京地方以外の各地でも放送されたが、関東広域圏全域での放送はなかったため(独立局の千葉テレビで放送されたのみだった)、作品の知名度は地域ごとに大きく分かれた。

番組は放送経緯からJNN排他協定の対象外の番組となり、ほとんどの地域でTBS系列局の有無に関係なく系列外のテレビ局で放映された。

◼️登場人物

●アーノルド・ジャクソン
演:ゲーリー・コールマン、吹替:堀絢子

主人公。

小柄でぽっちゃりほっぺがトレードマーク。

ドジでよく失敗もするが持ち前の話術と陽気な性格で乗り切る。

「冗談(は)顔だけにしろよ」が決めゼリフ。

●ウィリス・ジャクソン
演:トッド・ブリッジス、吹替:野沢雅子

アーノルドの兄。

アーノルドとはとても兄弟仲は良い。

たまに兄の権力を笠にアーノルドを押さえ込むこともあるが、アーノルドが不良グループに絡まれた時には、自分を顧みずアーノルドを救うべく1人で対峙したこともある。

スポーツ万能で女の子によくもてる。

作中ではバク転も華麗にこなすシーンもあった。

●フィリップ・ドラモンド
演:コンラッド・ベイン、吹替:川久保潔

アーノルドとウィリス兄弟のの養父で、キンバリーの実父。

いつも家族を優しい目で見守っている。

ドラモンドカンパニー社長。

基本的に真面目な性格で曲がったことは嫌いだが、たまにオヤジギャグを言って場が冷めることも。

●キンバリー・ドラモンド(シーズン1-6、シーズン7・8はゲスト出演)
演:ダナ・プラトー、吹替:瀬戸薫

フィリップの実の娘。

容姿端麗で頭が良く負けず嫌い。

●エドナ・ギャレッド(シーズン1-2)
演:シャーロット・レイ、吹替:寺島信子

初代お手伝いさん。

●アデレード・ブルベーカー(シーズン2-4)
演:ニドラ・ボルツ、吹替:?

2代目お手伝いさん。小柄で初老の女性。

●シャーリーン・デュプレイ(シーズン3-6)
演:ジャネット・ジャクソン、吹替:榊原良子

ウィリスの恋人。

●ソフィアおばさん(シーズン4-6)
演:ドディ・グッドマン、吹替:?

フィリップの姉。

●ダドリー・ジョンソン(シーズン3-8)
演:シェイバー・ロス、吹替:?

アーノルドの友人。

●パール・グレッグハー(シーズン5-8)
演:メアリー・ジョー・キャトレット

3代目お手伝いさん。歌が凄く上手くフィリップの再婚時の結婚式ではその喉を披露した。

🟣ゲーリー・ウェイン・コールマン(Gary Wayne Coleman)

1968年2月8日 – 2010年5月28日 42歳没

アメリカの俳優。

1978年からテレビ放送された『アーノルド坊やは人気者』の主役アーノルド・ジャクソンを演じた。

◼️生い立ち

●幼少期

イリノイ州・ザイオン(シカゴ郊外)に生まれ、看護師・エドモニア・スーとフォークリフト運転手・W.G.コールマンの養子となる。

先天性の腎臓障害があり、後に巣状糸球体硬化症を発症した。

さらに腎機能障害に伴う成長不全から小人症となり、身長は4フィート8インチ(142cm)で止まった。

1973年と1984年と2度に渡る腎移植を受けており、毎日人工透析を受けていた。

●アーノルド坊やは人気者

ゲーリーはテレビ番組『アーノルド坊やは人気者』に出演し、裕福な白人男性の養子となった黒人少年を演じた。

同番組は大成功となり、1978年から1986年まで放映された。

ゲーリーは同番組において最も人気のあるキャラクターとなり(劇中での決めゼリフもその人気を後押しした)、1話につき10万ドルもの出演料を得るようになった。

しかしながら両親、コンサルタント、弁護士、そして税金の支払いの後、彼の手元に残るのは総額の1/4程度に過ぎなかったともいわれる。

●青年期

アーノルドを演じ高額のギャラを稼ぐ子役となったゲーリーだが金銭関係のもつれから親子関係が泥沼化し1989年、830万ドルの信託基金を横領されたと申し立てて実の両親と元マネージャーを提訴している。

1993年2月23日に勝訴し、128万ドルの賠償請求が認められた。

しかし、1999年には自己破産を申告。その原因は信託財産の運用の誤りだったと申し立てている。

1998年6月30日には女性を数回殴打した容疑で起訴された。

当時ゲーリーはショッピングモールの警備員として働いており職務上の必要からカリフォルニア州ホーソンの制服店で防弾チョッキを買っていた時、バスの女性運転手トレイシー・フィールズから紙に1枚サインを求められた。ゲーリーは気前よくサインして返したがトレイシーがその紙をつき返し、もっと何か書いてくれと要求したために口論となった。

ゲーリーが彼女に「あんたの態度は不愉快だ」と言うと、トレイシーは「だからあなたはお子さま向けの役者にしかなれなかったのよ」と嘲笑した。

法廷でゲーリーは「私は怖くなっていたし、彼女(トレイシー)は醜くなっていた」と証言し、トレイシーから殴られると思ったために殴ったと主張した。

彼はイングルウッドの市裁判所で起訴事実を認め、執行猶予付の禁固90日の有罪判決(保護観察1年)を受けた。

彼はまたトレイシーに二度と近付かないことを命じられると共に、彼女の治療費1665ドルの支払いを命じられた。

トレイシーは、ゲーリーに対して100万ドルの民事訴訟を起こした。この事件は、後にお笑い番組『Chappelle’s Show』でパロディにされた。

のちに、パソコンゲーム『ポスタル2』にキャラクターとして出演した。

2003年にはカリフォルニア州知事選挙に出馬するも、あえなく落選(因みにこの時の当選者がアーノルド・シュワルツェネッガー)。

●中年期以降

2007年7月26日、ユタ州プロボにて映画の撮影現場で出会った18歳年下の白人女性との「白熱した口論」を目撃され治安紊乱(びんらん)の軽犯罪容疑で警察から召喚を受けた。

同年8月28日、上記の口論の相手であるシャノン・プライスと結婚。

結婚するまで女性と肉体関係を持ったことがなかったと告白している。

なお、シャノンは身長142センチのゲーリーよりも30センチ近く背が高かった。

2008年9月6日、ユタ州ペイソンのボウリング場で24歳の男性から勝手に写真を撮られたため争いになり、この男性を轢いて軽傷を負わせた。

同年12月2日、コールマンは治安紊乱の容疑について自らの非を認め100ドルの罰金を科された。

これとは別に無謀運転の容疑でも起訴されたが、これについてはゲーリーが1年間問題を起こさなければ取り下げとなる。 

しかし、被害者から起こされた民事訴訟は進行中である。

2009年7月、ユタ州サンタキンの自宅でシャノンと夫婦喧嘩を起こし警察沙汰になる。

シャノンは家庭内暴力の容疑で逮捕されたが、後にゲーリーもシャノンと共に治安紊乱容疑で召喚を受けている。

シャノンとの離婚訴訟が進行する中、2010年1月には体調悪化によりロサンゼルスの病院に緊急入院した。

2010年1月24日、自宅で暴れていると通報され、駆けつけた警察官に以前に請求されていた逮捕状に基づいて身柄を拘束され、拘置所で一夜を過ごす。コールマンは以前に軽犯罪での疑いで召喚を受けたが、拒否していたと報道されていた。

同年5月26日、自宅で転倒して頭部を負傷し、ユタ・バレー・リージョナル・メディカル・センターに入院した。

翌5月27日の時点では意識があったものの、その後容態が悪化し、翌5月28日に脳内出血のため死亡した。42歳没。

2010年6月10日、PS3ゲーム『Mr.PAIN』の3D対応と共にプレイヤーキャラクターとして登場。

🟣トッド・ブリッジス(Todd Bridges、本名:Todd Anthony Bridges)

1965年5月27日 –

アメリカ合衆国の俳優。

子役として出演していたNBC/ABCテレビのシットコム『アーノルド坊やは人気者』のウィリス・ジャクソン役や、UPN/CWのシットコム『Everybody Hates Chris』で時々登場するモンク役で最もよく知られている。

現在は、truTVで放送されているテレビ番組『TruTV Presents: World’s Dumbest…』に、コミカルなコメンテーターとして出演している。

カリフォルニア州立大学ノースリッジ校卒。

●法的問題

20代のころのブリッジスは、数年間クラック・コカイン中毒になっていた。

1988年には、ロサンゼルスの麻薬の売人だったケネス・”テックス”・クレイ(Kenneth “Tex” Clay)に対する殺人未遂の疑いで逮捕、起訴され、検察側はブリッジスが薬物を摂取した状態で、クレイを撃ったと主張した。

ブリッジスは結局無罪となったが、この弁護を担当したのは有名な弁護士ジョニー・コクランだった。

コクランは弁論を通して、ブリッジスが少年期に虐待され、薬物に走ったのは、搾取的な娯楽産業のせいであり、現在のブリッジスは不公正に枠づけられ、誤って理解されている、と主張することに成功した。

目撃者は、最終的に、銃撃が行なわれたときには、ブリッジスはその場にいなかった、と証言した。

陪審団はすべての訴追事項についてブリッジスを無罪とした。

1993年ブリッジスは、間借り人だったデヴィッド・ジョセフ・キッチン(David Joseph Kitchen)とのトラブルに巻き込まれた。

ブリッジスは、自分の家の自分の部屋で、キッチンが15歳の少女といるところに出くわした。

キッチンは刀剣を手にブリッジスに襲いかかり、ブリッジスは反撃してキッチンの胸を包丁で刺してしまう。

検察は、ブリッジスの行為を正当防衛と認め、告訴を取り下げた。

🟣ダナ・プラトー(Dana Plato)

1964年11月7日 – 1999年5月7日死去(享年34歳)

アメリカの女優

●カリフォルニア州ロサンゼルス郡生まれ。

母親は18歳の未婚女性で、ダナの出産時には既に生後18ヶ月の第一子がいた。

そのためにダナは養子に出され、養父母の下、サンフェルナンド・バレーで育てられた。

子役からキャリアをスタートさせ、7歳頃にはコマーシャル等に出演。

また、フィギュアスケートの選手としても有望であった。

1978年に人気シットコム『アーノルド坊やは人気者』のキンバリー役でブレイク。

金髪で清楚でありながら親しみ易いルックスでお茶の間のアイドルとなり、理想のとなりの女の子、恋人にしたい女の子No.1にも選ばれたことがあり、また日本人がイメージする金髪碧眼、雀斑、健康的という典型的なアメリカの女の子そのものだった。

●実生活はイメージとは程遠く、若い頃から使い始めた酒と麻薬への依存症の深刻化や、出演中の妊娠、たった一人の子供の親権を離婚した夫に持っていかれるなど、多くのトラブルを抱えていた。

●人気番組『アーノルド坊やは人気者』が放送中であった1984年、ボーイフレンドであったミュージシャン、ラニー・ランバートの子供を妊娠、番組の内容に相応しくないという理由でプロデューサーに解雇された。

同年に結婚、息子を出産したが、1986年に『アーノルド坊やは人気者』が終了してからはキンバリーのイメージが強すぎたことなどの影響から、女優としての仕事は困難となった。

豊胸手術を受け、1989年には雑誌『PLAYBOY』のヌードグラビアに出演するなどしていた。

1990年に離婚し、1991年にはラスベガスのドライクリーニング店で働くようになった。

同年、銃を持ってビデオ店に押し入り164ドルを強奪、警察に逮捕された。

実業家、ウェイン・ニュートンによる保釈金13000ドルの援助を受けて保釈された。

銃は玩具であり、被害額も小額であったことから、5年間の保護観察処分となった。

この事件はかつて華々しい人気を誇った子役の悲劇として、また『アーノルド坊やは人気者』の競演者であったゲーリー・コールマンやトッド・ブリッジスもそれぞれ不祥事を起こしていたことから全米で大きな話題となったが、ダナ・プラトーに対する同情もみられた。

しかし、翌1992年1月には向精神薬・ジアゼパムの処方箋を偽造したとして再び逮捕される。

保護観察処分中であったことから刑務所に収監されて 30日間服役、更に5年間の保護観察処分を受けた。

出所後には薬物依存離脱のためのプログラムに参加した。

1980年代後半以降に出演したのは主に、B級映画やソフトコアポルノなどであり、1998年には『アーノルド坊やは人気者』をもじったタイトルのエロティック映画でレズビアン役を演じている。

1999年頃までには、新しい恋人とともに、フロリダ州でキャンピングカーに住み込むような状態になっていた。

1999年5月7日、キャリアの再開を目指したダナ・プラトーは、DJ・ハワード・スターンのラジオ番組に出演した。

番組中で彼女は、28歳の恋人と婚約したことを明らかにしたほか、薬物や経済状態についてなどの近況を率直に語ったが、電話によって番組に参加した何人かのリスナーからは辛辣な批判が浴びせられた。

番組の翌日、ニューヨークのスタジオからロサンゼルスに戻る途中のプラトーと婚約者は、「母の日」のお祝いのためオクラホマ州にある婚約者の母親宅に立ち寄った。

横になりたいと言って、家の外に停めていたRV車に戻ったプラトーは、中枢性筋弛緩薬と麻薬性鎮痛薬の過量服用によって死亡しているのを発見された(自殺の可能性あり)。

死亡時、初めの夫とのあいだに生まれた息子は14歳になっていた。

なお、2010年5月6日には息子のタイラー・ランバートがオクラホマのタルサで銃で頭を撃って自殺している。

母の日の3日前であり、11年前の母の死とは2日違いである。

25歳であった。

タイラーは死ぬ前に薬物やアルコールを使用していたという。

🟣【動画】アーノルド坊やは人気者

●第一話

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm16214441

●第二話

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm16217691?ref=sp_video_watch_related_videos

●第三話

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm16226194?ref=sp_video_watch_related_videos

●第四話

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です