2020/9/25
🟣2019年春、瀬戸内国際芸術祭2019のPRもかねて高松市に来られていた安藤忠雄さんにお会いし、サインと「光の教会」を書いて頂いてから、早くも一年半が経つ。
2019年の春から私は、瀬戸内国際芸術祭の公式ガイドを務めたが、会期中は安藤忠雄さんの数々の言葉は、心の支えになった。
会期前に安藤忠雄さんにお会いして受けた影響というものは、芸術祭会期中、そして会議後も非常に大きく、計り得ない。今だに、わたしの行動のひとつの原動力になっている‼️
安藤忠雄さんに、お会いする前、私は無知であり、安藤忠雄さんのイメージとして、クールでエリート的などこか冷たい感じのする方だなと、コンクリート打ち放しの建築物から受けた印象もあいまって、そんなイメージを持っていた。
しかし、しかしだ、わたしはあまりにも無知すぎた‼️
実際は、全く正反対、まず大物なのに威張らない、そして何より明るく、気さくな大阪の下町の気のいいおっちゃん(失礼)だった 笑笑😃
自分が持っていたイメージとあまりにかけはなれていたこともあり、その気さくさと発想の面白さ、潔さ、挑戦し続ける行動力に一気に大ファンになってしまった‼️
エリートどころか若い頃は、食べるためにボクサーをやっていたり、家庭の経済的な事情から大学にはいっておらず独学で建築士一級の資格を取得して独立した叩き上げの苦労人だった。
そんな徒手空拳で人生を歩んできた人だから、話しもめちゃくちゃ面白く人を惹きつける魅力がとてつもない。
そんな安藤さんだから、大阪の北新地で元サントリー代表取締役会長の佐治敬三さんと出会い気に入られ、天保山のサントリーミュージアムの設計を頼まれることになる。
アサヒビール名誉顧問の樋口廣太郎さんからは、アサヒビール 大山崎山荘美術館、盛田昭夫さん、稲盛和夫さん、福武總一郎さん(ベネッセホールディングス取締役会長)、など日本を代表する経済人達との付き合いも頷ける。
また、世界各国にはその国を代表する建築家がいるにも関わらず、イタリアや中国といった国々から設計のオファーが殺到するのも理解できる。
挑戦し続ける姿に人は感動し、魅力を感じ惹きつけられる。そこに国境などない。最後は人間性だ！
安藤忠雄さんにお会いして以来、安藤さんの大大ファンになり、安藤忠雄さんが設計した建築物を訪ねて回るようになった。
兵庫県立美術館
住吉の長屋
神戸市垂水区の4×4の家
大阪市北区の子どもの本の森
淡路島の淡路夢舞台
高松市の四国村ギャラリー
直島にある地中美術館、ANDO MUSEUM、南寺
高松商店街にあるオリーブホールが入っているサンプレイスや無印良品が入っているSTEPビル
などなどを訪れてきた。
また、安藤忠雄さんが、出ている動画を全て見たりしている。
今度は、大阪の茨木市にある 光の教会 に予約を取って行こうと思っていた矢先、コロナ禍となってしまい、非常に残念だ。必ず光の教会には訪れたいと思う！
「光の教会」設計の裏側にあった施主である牧師さんと安藤忠雄さんのお互いの譲れない事情から来る物語が本当に面白い‼️
光の教会の十字架部分にガラスを入れるかどうかという問題だ。最後は、施主に対して安藤忠雄さんが折れガラスを入れた。
当時を振り返り、この牧師さんは、あれは格闘だった、と語っている。そのシーンが入った動画↓ この動画はめちゃくちゃ面白い‼️
それでも、安藤さんは諦めず、何年か後に、自分の設計通りにガラスを入れない自然の光と風が入る実物大の光の教会を作ってしまった‼️ 面白すぎる笑笑‼️
中国政府から上海に劇場(上海保利大劇院)をと設計依頼があるのだが、こんなとてつもない大金を使った国家プロジェクトにも関わらず、インタビューで、安藤さんは、「自分も(この設計が)がうまくいくかどうか分からん、失敗しても殺されることはないやろ、一回きりの人生や、失敗したらゴメンなと、わはははは！」と言って笑っている笑笑笑笑😃‼️ 信じられない！ ほんと面白すぎる‼️ 中国を知る自分としては、よく生きて帰って来られてほんと良かったと思う笑笑
安藤忠雄さん設計 兵庫県立美術館訪問。
「青春とは 前を向いて生きている状態。」
「希望があるから臓器がほとんどなくても生きてられる。」
「りんごは青い方がいいと思うんですよ。人間も青い方が何も知らない状態の方がいい。自分は常に青リンゴだと思ってる。」by 安藤忠雄
安藤忠雄さん設計の住吉の長屋訪問。
住吉大社の東側にある住吉税務署近く。
🟣勇気、元気、希望が湧いてくる安藤忠雄さん関連の動画↓
●「ひたすら全力でいきるしかなかった」↓ インタビュー動画
●これまで歩んでこられた人生を語る
●オススメインタビュー動画‼️
「仕事をつくる」と言う著書の中に奥さんと奥さんのお母さんのことを写真付きで紹介している。
●わたしはこの動画も好きだ‼️
🟣↓の3本は、安藤忠雄さんの幼少時から建築家になるまでの行動の指針となったお婆さんの教育について語っている、
とても為になる話しだ。
🟣安藤忠雄関連の記事
●「お金は社会に還元して死ぬ」――「暴走族」安藤忠雄79歳、規格外の人生↓
https://news.yahoo.co.jp/feature/1807
●安藤忠雄 私が出会った驚くべきリーダーたちの決断の瞬間↓
https://goetheweb.jp/person/slug-ncef53c927c90
昨年、安藤忠雄さんが、瀬戸内国際芸術祭の開催前にPRも兼ねて高松市に講演に来られた。
— 森 啓成 （Yoshinari Mori） (@Tiger25253) September 25, 2020
その時、お会いしてサインと「光の教会」を著書に書いて頂いた。以降、大大ファンになり安藤さん設計の建物を見て廻っている。
人物像に迫るこの記事は面白い！#安藤忠雄 さん https://t.co/YcY6VussVo
●安藤忠雄建築と瀬戸内の景観美コラボ「瀬戸内リトリート 青凪」↓
https://numero.jp/aonagi-20190722/
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