2019/12/10
🔴本日、2019年12月10日時点では、まだ2020年度の施行要領が発表されていない為、2019年度の試験情報を元に下記に記します。 2020年度受験の参考となれば幸いです。
私ごとで恐縮ですが、私は、20年以上前になりますが、1995年度に英語で通訳案内士国家資格に合格しました。当時は、会社勤めをしながら、新大阪駅近くにあったハロー通訳アカデミーという学校に50万円くらいを支払って入学し、一年間、週数回通って合格を手にしました。当時は、この資格がないと報酬を得て、外国人に観光案内してはいけないと法律で定められていました。当時は、合格率も低く難関資格の一つだったと記憶しています。
このハロー通訳アカデミーは、現在、無料で教材や講義の動画を利用できるようにしています。 詳しくは下記のハロー通訳アカデミーのサイトをご参考下さい。
今は、法律も改正され、誰でも外国人に対して観光案内をすることができるようになりました。 ただし、全国通訳案内士や通訳ガイド、或いはこれに類似する名称を使用することはできません。
「類似する名称」については、以下のPDFをご参考下さい。
http://www.mlit.go.jp/common/001216382.pdf
⬛️2019年度 試験スケジュール
◇願書配布・受付:2019 年 5 月 13 日(月) ~ 6 月 24 日(月)
◇筆記試験:2019 年 8 月 18 日(日)
◇筆記試験合格発表(予定): 2019 年 11 月 7 日(木)
◇口述試験: 2019 年 12 月 8 日(日)
◇最終合格発表(予定): 2020 年 2 月 7 日(金)
上記の施行要領の15ページから17ページに免除申請早見表がありますので、ご参考下さい。
⬛️中国語と英語の筆記試験免除条件は?
●中国語: 2019年度に中国語で受験する場合、筆記試験の免除条件は、中国語検定1級合格者かHSK6級 180点以上取得者で、いずれも免除申請の有効期限はありませんでした。
中国語学習者の方であれば、ご存知かもしれませんが、中国語検定1級は超超難関試験です。元同僚の有名大学卒の中国人の方も、準1級さえ合格するのは難しい、1級合格は非常に難しいと言っていました。また全国通訳案内士試験の中国語の筆記試験も難関です。合格への近道としては、HSK6級で180点以上を取得し、語学筆記試験の免除を狙うのが得策です。
●英語: 下記のいずれかを取得すること。2019年度の試験では、TOEICの得点の有効期限は、2018年4月1日以降に取得した得点となっていました。個人差はあると思いますが、TOEIC L&Rで900点以上取得するのが、他の免除条件に比べて達成しやすいかもしれません。
・実用英語技能検定(英検)1級
・TOEIC Listening & Reading Test 900点以上
・TOEIC Speaking Test 160点以上
・TOEIC Writing Test 170点以上
上記のガイドライン7ページの「通訳案内の実務筆記試験について」に記載されている「観光庁研修のテキスト」については、以下のリンクをご参考下さい。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/tsuyaku.html
⬛️2019年度全国通訳案内士試験・筆記試験結果発表について
⬛️私見
免除条件を見れば分かるように、1つの外国語で、合格すれば、二つめ以降の外国語は、外国語の筆記試験と口述試験に合格すれば、この資格を取得することができる。
日本史や一般常識の科目は、センター試験の点数による免除があるし、英語の筆記試験免除条件は、有効期限はあるが、TOEICで900点以上となっている。大学受験後、早めにこの全国通訳案内士の試験に英語で合格し、二つめの外国語に挑戦するのが、効率的に二つの外国語で資格取得できる早道だろう。
🔴島崎秀定さんの講義 「通訳ガイドで食べていく方法」
🔴通訳案内士試験道場を主宰する高田直志さんの動画
高田直志さんは、通訳案内業試験(中国語・朝鮮語・英語)を独学で取得。
🔴PEP English Schoolの動画
🔴ハロー通訳アカデミーの動画