🟣2019年1月6日参拝。香川県高松市牟礼町の85番札所 八栗寺本殿の手前にある聖天堂。
もしかすると八栗寺に来る参拝客の多くは聖天堂(しょうてんどう)の歓喜天(かんぎてん)の由来やその恐ろしさを知らないかもしれない。
一般的に商売繁昌など現世利益の願いを叶えてくれると言われる。昔から歓喜天信仰にまつわる多くのエピソードが語り継がれている。
歓喜天は恐ろしほどのパワーで願いを叶える。願いが叶えられたら、ちゃんとお礼参りをしないと罰がくだされるという。また一度、歓喜天信仰を始めたらやめてはいけないと言われる。
歓喜天の姿は象頭人身の二臂像が抱擁する男神と女神の双身像が一般的。双身歓喜天像は秘仏とされており一般には公開されないことが多い。八栗寺の歓喜天は50年に一度開帳され、次回は2027年の御開帳となる。
この歓喜天は、インドの神さまガネーシャに由来している。そう小説「夢をかなえるゾウ」にも出てくるあのガネーシャだ。
ちなみにこの歓喜天の好物は大根と言われ、聖天堂にも大根が描かれた幕が掛かっている。
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↑栃木県と茨城県の境界に鎮座する鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)に代々奉仕する長倉家に伝わる歓喜天像。