- アウトプット編 「現場、本番を意識したアウトプット」
実践で身につけた英語力には説得力がある。
英語を極めた人には意外と他の分野での専門家が多い。
仕事の中で鍛えられた英語は強い。普段、英語を学習しているときから現場を意識してアウトプット(スピーキング、ライティング)の強化を図ることが重要である。
(1) スピーキング について:
― アウトプット時に実際に自分で使えるように覚える。気の利いた表現、日本語に訳しにくい表現、英語に訳しにくい表現をストックし自家版辞書を作成する。
― 映画のせりふを覚える。好きな俳優のものまねをする。
学ぶ は まねぶ
― ネイティブの発音に近づけるための口の周りの筋肉のトレーニング。ネイティブについて発音矯正をする。
― 場数を踏む(実践主義)
― 耳に手をあてて自分の声で音読をひたすら繰り返す(良い文章を丸暗記)。
― 自声録音法 (Self-voice Recording Method)
自分の声で英単語、重要構文、成句、イディオムを録音して覚える。
― 自己録画法
ビデオカメラで自分が英語を話す姿を録画し、発音、イントネーション、身振り、表情、プレゼン力を総合的にチェックする。 特に、英検の面接試験対策用に自己の欠点を発見するのに有効と思われる。
― 只管朗読:
基本構文をひたすら音読し、体に覚えさせる。反射的に口から英文が出てくるくらいまで、体に染み込ませる。
(2) ライティング について
― 只管筆写:
只管朗読と同じコンセプトで、ひたすら重要構文、大統領スピーチなどを実際に手で書いて、覚える。
ー 400字の小論文を英文で書いて論理の展開、文法、単語、コロケーション(相性のいい単語の結びつき)、イディオム、言い回し等をネイティブにチェックしてもらう。
日本語を学んでいる「英語を母国語とするひと」とメル友になって教えあう。
― ライティング力は読書の量に比例する。読書するときに実際に同様の文がかけるかを意識して読む。