【タブー】自◯隊内で発生した性被害を訴え、実名と顔出しで戦った女性 五ノ井里奈さんとは? 『TIME』誌が選出するタイム100に選出!小学生時代に東日本大震災に遭い、中学生の時から母親を助ける為、新聞配達をしながら柔道に打ち込む!

◼️2022年に発覚した自衛隊での性被害

元陸上自衛隊1等陸士の五ノ井里奈さんが2022年6月に告白したことで発覚した、自衛隊内での性暴力ないし性被害である。

五ノ井さんが実名で声を上げて世論に訴えた結果、防衛省が異例の特別防衛監察を実施することとなった。

また、当初は不起訴とした検察も再捜査に着手した。

五ノ井さんはこの活動によりアメリカ『TIME』誌が選出するタイム100に英利アルフィヤと共に選出された。

◼️2022年9月29日、元自衛官の性被害認め謝罪 関与隊員、懲戒処分へ

元陸上自衛官の五ノ井里奈さん(23)が性被害を訴えている問題で、防衛省は29日、内部調査の結果、事実を認めて本人に謝罪すると明らかにした。

所属の中隊で日常的に性的な発言などのセクハラがあった。さらに2020年秋から昨年8月にかけて、訓練中に押し倒されるなどの被害を確認した。

関与した隊員の特定を進め、速やかに懲戒処分にする。この日、五ノ井さんは東京都内で記者会見し、同席した防衛省幹部は五ノ井さんに謝罪した。

2022年10月、男性隊員3人は五ノ井さんに直接謝罪したが、その後一転し初公判で無罪を主張した。

◼️2023年12月12日に自衛隊の元同僚らに有罪判決が下った。

「日本社会にとってもいい判決」 元自衛官・五ノ井里奈さんに対する強制わいせつ事件で元同僚3人に有罪判決【news23】

◼️自衛隊での性被害を実名で訴え、世界で評価されながらも葛藤を抱きながら裁判で戦い続けた五ノ井里奈さん。

「被害者の人権を無視し、卑劣で悪質」。裁判所は、元自衛官の被告3人に、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

■元自衛官らに有罪判決 「日本社会にとってもいい判決」 元陸上自衛官の五ノ井里奈さんが実名で訴えた性被害。

五ノ井里奈さん 「最初のころからずっと訴えてきた事実が裁判所でも認められて、有罪判決がでたことは、日本社会にとってもいい判決」

注目の判決は… 裁判長 「主文 被告人3人をそれぞれ懲役2年に処する。4年間それぞれの刑の執行を猶予する」

3人はおととしの2021年8月、五ノ井さんをベッドに倒し下半身を押しつけるなど、わいせつな行為をした罪に問われている。五ノ井さんは、名前と顔を出して被害を訴えた。

2022年10月、男性隊員3人は五ノ井さんに直接謝罪。

ただ、その後一転し初公判で無罪を主張した。

被告の一人「周囲の笑いを取るためで、わいせつな行為をしようとは思わなかった」

当時、五ノ井さんは… 五ノ井里奈さん 「この事実が認められ反省してもらうため、命を削ってでもいま闘っています」

■「被害者を宴会を盛り上げる単なる物として扱うに等しい」 こうして迎えた判決。

裁判長は3人によるわいせつ行為を認めたうえで、こう断じた。

裁判長 「被害者の人格を無視し、被害者を宴会を盛り上げる単なる物として扱うに等しいもので、被害者の性的羞恥心を著しく害する卑劣で悪質な態様である」

一方で、3人は懲戒免職となるなど社会的制裁を受けているとして、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。

弁護側は「判決内容を精査する」とコメント。

防衛省の報道官は…

防衛省 茂木陽 報道官 「何よりも長く苦痛を受けられました五ノ井氏に対しまして、深く謝罪を申し上げるものでございます」

◼️ご報告

◼️元自衛隊・五ノ井里奈の人間性に迫ってみた【イメチェン企画】

◼️隊員15人に囲まれ強引に…/隠ぺいする自⚫︎隊

小学生の時に東日本大震災に遭う、中学生になると家計を助ける為、新聞配達をしながら柔道に打ち込んだ。

◼️「声をあげて」

五ノ井里奈 著

あなたも一歩、踏み出す勇気を。 

震災を契機に自衛官を夢見た少女は、入隊後、絶望を味わった。訓練中の性暴力を報告するも自衛隊は黙殺。そして彼女は実名・顔出しでメディアに訴えることを決意したが……日本中に勇気を与えた五ノ井里奈の物語。 

「(わたしが)声をあげて」と「(あなたも)声をあげて」という2通りの意味をタイトルに込めました。読み終わったあとに一歩踏み出す勇気を感じてもらえたら嬉しいです――五ノ井里奈 

◼️ジョディ・フォスターは映画「告発の行方」の中で裁判を戦う性被害車役を演じた!