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◼️TOEICで900点以上のスコアを目指すためには、戦略的に学習を進め、自分が取りこぼしやすいポイントに焦点を当てることが重要です。
以下に、具体的な方法を書きます。
1, ミス分析を徹底する
弱点特定:過去のテストや模試を振り返り、どのパートや問題タイプでミスが多いかを分析します。例えば、リスニングやリーディングの中で苦手な問題パターン(例えば推測問題や文挿入問題など)を洗い出します。
エラーログを作る:ミスをした問題をリスト化し、間違えた理由(語彙不足、注意不足、スピード不足など)を書き出します。それをもとに、弱点部分を重点的に復習します。
🔸TOEICで900点を取るには90%以上の正答率が必要です。
リーディングよりもリスニングの方が点数が伸びやすいのでリスニングで満点を狙うのが900点以上を狙う近道です。
現行、リスニングは3〜4問間違っても満点がでます。一方、リーディングで満点を取るには1〜2問の間違いしか許されません。
仮にリスニングで満点の495点が取れればリーディングは405点以上で900点以上が取れる。
実際問題として、900点以上を狙う場合、各個人により、リスニング、リーディングの得意不得意はありますが、目安としては、リスニング470点以上、リーディング430点以上の得点配分を狙うのが妥当なようです。
2, 時間配分と集中力を最適化
タイムマネジメントの向上:リーディングパートでは、時間不足が問題になることが多いです。パート5・6を素早く解き、パート7に多くの時間を残せるようにタイムトライアルを繰り返します。
問題を解く際は必ず時間を測る習慣をつける。
理想的にはパート5が10分、パート6が8分で正確に解き終わる練習を繰り返します。
毎回、時間の記録をつけて可視化しておけば自分の成長度が分かりモチベーション維持にも繋がります。
模試を本番同様に解く:模試を実際の試験と同じ条件(時間、集中力、環境)で解くことで、時間配分の感覚を身体に染み込ませます。
普段からリーディング問題を解く際に意識することは、一度読んで内容を理解することです。TOEICでは何度も読み返していると時間が足りなくなってしまいます。
“一読で理解する”には英文解釈力を養い、常に単語を覚えることを続けます。
精読の先に速読があります。
まずは精読からです。
3, リスニング力を極限まで鍛える
シャドーイング:TOEICのリスニング素材や、ビジネス系のポッドキャストを使ってシャドーイングを行い、リスニングのスピードと精度を向上させます。通勤中などで声が出せない場合は、口パクシャドーイング(脳内シャドーイング)をやります。
シャドーイングが難しい、音声と自分の声が重なりやりにくいという人は、オーバーラッピングやイメージ音読をやります。
シャドーイングは通訳になるための訓練法なのでTOEICで高得点を取るという観点からだとテキストを見ながら英文を読むオーバーラッピングやイメージ音読で十分リスニングで満点を目指せます。
🔸リスニングセクションの方がリーディングセクションより満点を目指しやすい。
精聴と多聴:精聴(繰り返し同じ音声を聴いて詳細まで理解する)と多聴(VOAやTEDなど多くの異なる音声を聴いて慣れる)を組み合わせて、あらゆるトピックに対応できるリスニング力をつけます。
🔸リスニング力とリーディング力の両方の向上が期待できるイメージ音読
4, 語彙力と文法力を徹底強化
高頻度語彙を強化:問題集や頻出単語リストから、900点レベルで問われる語彙を集中的に学習します。特に、単語の微妙な意味や用法の違いを理解し、同義語や反意語も合わせて覚えます。
🔸TOEICの試験問題の特徴は、言い換え表現やパラフレーズ、コロケーションが頻出することです。
文法問題のパターン化:パート5では、よく問われる文法問題のパターン(例えば、品詞問題、動詞の時制、関係詞)を徹底的にパターン化し、瞬時に解答できるようにします。
5, 公式問題集を最大限に活用
公式問題集を徹底解剖:公式問題集を単なる模試として使うのではなく、出題パターン、選択肢の作り方、設問形式などを徹底的に分析します。本番と同じ形式に慣れることが重要です。
また、公式問題集の中のパート7の単語やコロケーションが、本番の公開テストのパート3や4に出題されたりします。
公式問題集のボーナス音源にリーディング問題の音声があります。あの音声を聴いて内容が頭に浮かび、理解できるようになればWPM150〜のスピードで読めるようになります。
🔸TOEICの特徴として、パート3,4,7のsuggest/imply 推測問題があります。最近の公開試験では、特にパート7において、正解根拠と正解肢の距離がかなりある問題や正解根拠文がない完全推測問題も増えてきました。また多様なトピック、例えば2024/9/29の公開試験では、水のフィルターやスタジアムの改装、ケニアのアーティストの為にschoolhouse購入、ガラス細工教室など多種多様なトピックが出ました。これらは問題に対応するには公開試験を可能な限り受験して本番の問題に慣れる、マーケティングを始めとした様々な分野の知識と関連語句を覚える必要があります。また韓国で出版されている既出問題(過去問)を購入したりするのも一案です。
今のTOEICだと900点以上狙うには、模試を1万問くらい解くくらいの覚悟が必要です。本番の公開試験と模試を解き続けていくと狙われる文章や正解肢っぽさ、正解臭が分かるようになってきます。
また、普段の勉強のモチベーション維持や試験中の折れない心を持つ為のメンタルマネジメントも900点以上を取得するには必要なファクターとなります。ブレイクスルー前のプラトー現象や学習の過程ででくわす心理的なハードルを乗り越えていく為にもメンタルマネジメント力は必要です。
🔸TOEICのスコアアップ = 英語力 x TOEIC力 x メンタルマネジメント
6, コンディション調整
体調管理:試験日に最高のパフォーマンスを発揮するためには、試験前の睡眠、食事、リラックスの方法も重要です。緊張を最小限に抑えるために、リラクゼーション法やメンタル管理の練習を取り入れるのも一案です。
7, 最後の詰め
本番のシュミレーシヨン: リーディングセクションの時間配分、各パートごとの自分の解き方の型を言語化してノートに書き出します。それを見ながら本番の2時間のテストのシュミレーションをやります。
(普段から、自分が900点以上取得した姿を思い浮かべてニヤニヤします。目標スコアの画像をスマホの待ち受け画面に設定するのも良いでしょう。900点以上を取得した後の自分の気持ちや行動を想像します。自分へのご褒美は? 誰に報告するか? 履歴書の更新。SNSのプロフィールの更新などなど。)
試験本番の戦略:各パートで、簡単な問題や自分が解ける問題を確実に解き正解数を稼いでいきます。意地になって難問で時間を浪費しないことを意識します。簡単な問題も難しい問題も同じ点数の重みです。
難しい問題に遭遇した際は、潔さが高得点を取る重要な戦略です。時間配分を遵守します。
🔸TOEICのスコアアップのカギ = 正解数の最大化 + 時間配分順守
以上を意識して実行し、戦略的に取り組むことで、900点取得への道がぐっと近づくはずです。
🔹【TOEIC】リーディング問題の解答時間が足りない人向けの時短テクニック23選。 知らずに受験すると解答時間をロスしてしまう!
・note URL
https://note.com/redtiger/n/nb248418c08ae
🔹日中英トリリンガルへの近道はイメージ化だった – 英文をイメージ化する具体的な方法とコツを解説 – 全国通訳案内士(英語・中国語)、英検1級、HSK6級に合格した勉強法
・note URL
https://note.com/redtiger/n/n517800138665