◼️アポロ菅原は、1990年にSWSに移籍し、どの道場にも属さずフリーで活躍。
1991年、鈴木みのるとのシングルマッチを行う。
UWF系スタイルの鈴木と元来のプロレススタイルの菅原の試合は全く成立する気配がなく、ただお互いが距離をとって相手の様子を見続けるという状況が永延と続き、業を煮やした菅原の顔面掌底攻撃にレフリーが注意をした直後に菅原自ら試合放棄する様な素振りでリングの外に出た。
その行為に対してレフリーの合図により試合終了のゴングが鳴らされた後、客の大ブーイングが起こりレフリーと菅原の口論が始まり、場内は騒然となる。
その客の反応に対して鈴木は感情を剥き出しにして叫び返し怒りや悔しさを爆発させる。
異様な雰囲気の中、ゴングを鳴らされた事に納得が行かない菅原はレフリーに向かって「おい、プロレスでは外に出たら10カウントなんだ、わかってんのかコラ! 数えてねぇじゃねぇかこの野郎!」などとマイクアピールした。
その後、SWSが崩壊したため、当時の『道場・檄』『パライストラ』のメンバーと共に1992年に旗揚げされたNOW所属となるが、NOWの活動停止に伴い、1993年にフリーランスになる。
◼️1991年4月1日、SWSと提携して行われた神戸ワールド記念ホール大会におけるアポロ菅原戦は、試合開始直後から互いに退け合うように鈴木は張り手を菅原は前蹴りを放ちまともに組み合おうとせず、その挙げ句菅原側がセメント行為を仕掛け、その行為に対して鈴木はコーナーに追い詰め頭突きを見舞い菅原はグーパンチで応戦。
まともに試合が成立しないほど泥沼の様相に。レフェリーが間に入り、双方の反則に(頭突きとグーパンチ)注意を入れた所でそのジャッジに呆れた菅原がリングを降りて試合放棄した。
◼️アポロ菅原 対 鈴木みのる
●ニコニコ動画
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm12077433
北尾対テンタ戦と同日カード。
UWF系スタイルのレスリングである藤原組の鈴木に、元来のプロレススタイルである菅原側が自身の負けブックを飲まずセメント行為を仕掛けたという一戦。
試合開始直後から菅原の手四つに鈴木が距離を取って以降互いに退け合うようにし、鈴木は張手を、菅原は前蹴りを放ち、まともに組み合おうとしない展開になり、互いが距離を取って相手の様子を見るという状況が延々と続く。
鈴木はその行為に対して徐々にコーナーに追い詰められ、菅原に頭突きを見舞う一方、業を煮やした菅原の顔面に掌底攻撃で応酬。
双方の反則攻撃により、まともに試合が成立しないほど泥沼の様相になった。
レフェリーのミスター空中が間に入り注意をした所で、そのジャッジに呆れた菅原が一旦リングを降りて試合を中断するが、レフェリーは即ゴングを要請した。
レフェリーばかりか、鈴木側も本人、セコンド陣営ともに菅原が仕掛けていると気づくが、鈴木は最後まで距離をとっての適当な打撃で取り繕い、結局シュートにシュートで対処できなかったことが露見した。
菅原は試合の3~4日前、新横浜の道場で偶然メガネスーパー(SWSの親会社)の田中八郎社長と二人で会話する機会があった。
田中から「菅原くん、今度の試合は楽しみにしてるから」と言われ、菅原が「社長、今度の試合は難しい試合になると思います」と答えると、田中は「どうして?おもいきり、やっつければいいんじゃないの」と返したという(田中はプロレスの試合を真剣勝負だと思っていた)。
菅原自身は対戦相手に恨みはないが、当時の藤原組の選手たちは「自分たちは真剣勝負で強い」という発言をしばしば行っていたため、仮に自分が「プロレス」で鈴木に負けた場合、プロレス界の人間は額面通り結果を受け止めないが、裏事情を知らない田中やメガネスーパーの幹部たちに「真剣勝負で弱いやつ」とレッテルを貼られる、そのことを危惧したという。
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