【タブー・謎の多い不穏試合】新日本プロレスのセメント試合! 1986年の前田日明 対 アンドレ・ザ・ジャイアント の結末は?

🟣2〜3年前、Youtubeで、前田 vs アンドレのガチ試合を観た。今、探してもそのYoutube動画は削除されてないようだ。

そのセメントマッチのYoutube動画は、実況も解説もない殺伐とした試合だった。終始、前田がとまどい周りに声をかけているシーンが目立つ試合だった。

🟣古舘伊知郎の実況試合バージョン

前田日明対アンドレ

🟣1986年4月29日の前田日明対アンドレ・ザ・ジャイアント第一次UWFの崩壊後新日本プロレスに復帰した前田と、大スターだったアンドレの対戦で起こったシュートマッチ。

🟣前田日明のアンドレ戦に関するコメント 7:40あたりから↓

🟣船木選手の試合解説動画

🟣船木の証言記事URL

1986年 伝説の「前田 VS アンドレ」 船木誠勝が目撃していた試合前の “不穏” な会話

https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/3624592/

🟣試合開始からアンドレは全くプロレスに付き合わず、前田がタックルに来ると巨体を被せて押し潰そうとした。

その様子に異変を感じた前田は試合途中から距離をとっての打撃に終始。この時点で前田はアンドレのセコンドに付いていた若松市政に「若松さん、(アンドレに止めるよう)言ってくださいよ」と言っていたといわれている。前田は自著『パワー・オブ・ドリーム』(角川文庫)で当時の状況を記しており、それによれば前田がセコンドに付いていた星野勘太郎に「本当にやりますよ。いいんですか」と尋ねたところ、星野は困惑した様子で「俺に訊くなよ」と答えたという。

異様な膠着状態が続く中、観客からブーイングが起こり始め、リングサイドには試合に関係のない猪木が現れる。

リング中央から動かないアンドレに対し、前田は膝頭に危険な蹴りを連発。最終的にアンドレはリングに寝転がったまま起き上がらなくなり、戦意喪失とみなされ試合終了。

困惑した前田がセコンドに対し事情の説明を求めるという不可解な結末に終わった。

前述の前田の自著には、アンドレはマット上に寝転んだ後に制するかのように両手を広げながら「It Is Not My Business」(俺が仕組んだことじゃない)と言ったという記述がある。

シュートマッチ強行への経緯については諸説あり、当時の関係者の証言も断片的なものに留まり、また当事者のアンドレが故人となった現在では真相は不明。

当時マッチメイクを担当していたミスター高橋も自著の中で、特に新日サイドから指示されたことはなく、試合後もアンドレは何も答えてくれず、困惑するしかなかったと当時の胸中を明かしている。

この試合について見解を表明しているのは当事者の一人である前田と、新日サイド側では現時点に於いての唯一の証言者であるミスター高橋のみと非常に少ない。

前田は「新日サイドによる組織的な『潰し』」という説を唱えており、対して高橋は「UWFスタイル、特にキック攻撃を嫌悪していたアンドレが個人的感情から起こした行動」としている。

アンドレも晩年、この試合について「前田はキックが好きだと聞いていた。だから好きなだけ蹴らせてやっただけさ」という旨の発言を残しており、何らかの思惑があったことを示唆している。

なお、この試合の様子はテレビ収録大会にもかかわらず、後日、全国ネットで放映された録画中継で、この試合のみが何の説明さえもなく放送されなかったことから『内容が危険であるという理由で放送されなかった』のではないかとファンの間で噂されていた。

しかし、テレビ朝日の関係者によれば当時のスタッフから「試合が成立しておらず、つまらない」という声があり(セメントとわかってなかった?)、放映するコンテンツとして品質不足と判断されたためだという。

この試合はお蔵入りの状態が続き、流出物のビデオが出回るのみであったが、近年になってDVD化されるなどようやく“封印”が解かれた。

その一方で、この試合の翌日に発行された東京スポーツは、試合の一部始終を詳報。1面トップかつ写真入りで大きく扱った。「大巨人、ナゾの試合拒否」などの見出しを付け、この試合を「異常事態」と捉えた報道になっていた。

🟣秘蔵 新日本vsU.W.F.1 禁断にして伝説の闘い「前田対アンドレ戦」遂に解禁 [DVD]

80年代後期に起きた、新日本プロレスと総合格闘技団体の元祖“U.W.F.”の闘いの中から、パッケージ化されていない秘蔵試合の数々をピックアップするシリーズ第1弾。前田日明や高田延彦らの若き日の勇姿を始め、貴重な映像を満載する。

🟣前田、武藤の対談

https://youtu.be/weQzlmhDPzk

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