🟣宇宙戦艦ヤマト
『宇宙戦艦ヤマト』は、1974年に讀賣テレビ放送・日本テレビ放送網で放送されたテレビアニメおよび、1977年に劇場公開された総集編のアニメーション映画作品。「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の第1作目である。通称「一作目」「ヤマト」「ヤマト1」「パート1」。
戦争としての戦闘の描写、その中で繰り広げられる人間ドラマと主人公の成長やSF的ガジェットなどの詳細な設定は、放映当時(1970年代)のアニメーション作品としては斬新な試みが取り入れられた連続作品である。
当初は同時間帯に放送されていた『アルプスの少女ハイジ』(フジテレビ)、『猿の軍団』(TBS)などの影響もあって視聴率が低迷。本来の予定回数(全39話)から全26話に短縮された。
しかし、再放送などで改めて注目され、再編集した劇場映画が公開される頃までには社会現象とも言える大ブームとなっていた。
子供のものと思われていたアニメ作品に中・高校生から青年層までの幅広い視聴者が存在していたことを広く示すことになった。その後の『銀河鉄道999』『機動戦士ガンダム』『超時空要塞マクロス』『新世紀エヴァンゲリオン』に至るアニメブームの先駆けとなった。
映画、レコード、小説、漫画、アニメ雑誌、ラジオドラマ、キャラクター商品など、アニメビジネスにおいて多くの足跡を残した。後にビデオやCD、LD、DVD、テレビゲームなどもリリースされている。続編やリメイク作品(『宇宙戦艦ヤマト2199』)も制作された。
本作品の著作のクレジットはオフィスアカデミーであり、小説や漫画などの形で先行した、いわゆる原作(漫画、小説)は存在しない。
🟣話数
話数 | 全26話 |
---|---|
その他 | 企画時では全52話、放送開始時では全39話の予定だった。 |
🟣第一話
🟣第26話 最終回 ↓
🟣宇宙戦艦ヤマト2 第3話
🟣宇宙戦艦ヤマト2 第26話
🟣主な登場人物
当時、沖田十三艦長は、老けて見えたが、設定は52歳、今、自分が同じくらいの年になったが、艦長の凄い貫禄に驚く 笑笑
●沖田十三
ヤマト艦長。52歳。歴戦の勇将だが、宇宙放射線病に侵されている。イスカンダルへの旅を命を賭けるだけの価値があるものだと考え、ヤマトに乗り込む。
●古代進
ヤマト戦闘班長。18歳。冥王星会戦で兄(古代守)を連れ帰らなかった沖田を当初は信用していなかったが、次第に信頼していくようになる。血気盛んな性格で、命令違反や独断行動をよくとっていたが、航海の中で成長して行き、バラン星での戦闘後、沖田から艦長代理に任命される。
●森雪
ヤマト生活班長。18歳。ヤマト唯一の女性乗組員。後に古代と恋仲となる。
●島大介
ヤマト航海班長。18歳。古代とは親友でありライバル。古代とは対照的に冷静な性格で、イスカンダルへの航海を最優先に考える。