ナンバーワンかオンリーワンか? セルフブランディングを早期に始める

これから社会人となるひと、或いは既に働いているひとが自分独自の人生を歩むために取るべき行動とは?


それは、世の中が求める(需要がある)ことで、ナンバーワンかオンリーワンになること。

よく勘違いを起こしやすい点は、ひとりよがりの考えで、誰も求めていない分野でナンバーワンなりオンリーワンを目指すこと。

いくら最高レベルのスキルと資格をもっていたとしても、自分のいる場所で、誰かがその能力を必要としなければ稼ぐということには繋がらない。

世の中が求めること(需要があること)が前提条件で、レアカードを目指す。

 

「稼げる量は、世の中が求める量に比例する」

 

そして、

 

What we give is what we receive.

「我々は与えるものを受け取る」

 

オリンピックに出場できるのは100万分の1の確率かそれ以上か。

オリンピックに出場するなど、何かの分野でナンバーワンになるには、競争相手すべてに勝ってやっとなしえる非常にハードルの高いプロセスだ。

目指すにはセンス、運、努力、精神力、経済力、時間、環境、コーチなど様々な条件が揃わないとナンバーワンになるのは難しい。

 

では、オンリーワンはどうか?

オンリーワンの定義は、ある分野で唯一の存在になること。

そこに競争相手はいない。

しかし、ここで、大切なことは、稼ぐということを加味した場合、世の中で必要とされる需要がなければいけない。

もちろん、現在、需要がなければ自分で作り出すという手もある。

セルフブランディングの一環として、SNS、ブログ、Youtube、インスタグラムなどを通して、自分が提供できるサービスないし、スキル、価値を世の中にアピールして、それを求める人を探す。

オンリーワンになる1つの考え方として、元リクルートで教育改革実践家の藤原和博さんが提唱している方法だが、まずは自分が好きなこと、得意なこと、興味があることの分野で100人のなかで1人の存在になる。

そんな分野を3つ見つける。

或いは、これから頑張って3つの分野で100人に一人の人間になる。

つまり、3分野で100人に一人の存在。

掛け合わすと、

100 × 100 × 100 で 100万分の1の希少性のある人物になるという方法だ。

 

たとえば、

「得意なことは、整体で整体師の資格を持っている。

好きなことは、海外旅行に関心があり英語を習っていて会話ができる。

サッカーに興味があり、地元チームのサポーターのリーダーとして毎回、試合の応援に足を運んでいる。」

 

もし、こんなひとがいるとすれば、

 

整体師の資格 × 英会話 × サポーターのリーダー を掛け合わせることで、十分オンリーワンの存在になりえる。

つまり、

サポーターとしての人脈を利用して地元サッカーチーム御用達の整体師で、しかも英語で外国人選手も対応可能というレアな存在となれる。

ついでに、セルフブランディングとして、このひとにキャッチフレーズ或いは、キャッチコピーをつけるとすれば、

「柏レイソル(ここは地元のチーム名)御用達の英語が話せる整体師」

とかになろうか。

 

この3つの分野の掛け合わせは、色んな例があると思う。

それこそ十人十色だ。

営業、財務、会計、法律、経営、医療、語学、スポーツ、音楽、映画、旅行、ライターなどなど仕事に限らず、趣味の分野も含めて、まずはブレインストーミングの意味で思いついた分野をノートに書いてみることをお勧めする。

これからの時代のキーワードは独自性だと思う。

好きと得意を活かし、オンリーワンを目指し、競争相手のいない土俵で食べていくほうが、充実した人生を送れるのではないか。

何度もいうが、前提条件として世の中が求める(需要があること)ことが必須条件。

 

人間はもともと自分の個性を発揮して世の中の人のためになって生きて行くのが本来の姿だと思う。

 

まとめると、

1、オンリーワンを目指す =>好きなこと、得意なことの3つの分野で100人に一人の人間になる =>レアカードの人間となり、競争相手のいない(少ない)ニッチな分野で稼いでいく。

 

2、セルフブランディングを早期に始める =>SNS(Twitter, Facebook, Line、インスタなど)、ブログ、Youtube、キンドル出版、All Aboutのアドバイザー、有名サイトへの記事投稿などあらゆる媒体を使って自分が提供できるサービス、スキル、価値を世の中にアピールしていく(需要を探す)。

 

最後まで読んでいただき有難うございました。

 

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

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