【昭和のCM】チャールズ・ブロンソン出演の「マンダム」のCM! 大ヒット商品となり倒産危機から窮地を救う! CM監督は大林宣彦さん! マンダム (Mandom)の意味とは?

◼️1970年(昭和45年)、丹頂株式会社は、チャールズ・ブロンソンをイメージ・キャラクターに起用した「マンダム」シリーズを発売。

CM監督は大林宣彦さん

当時、テレビ放映されたCMの影響も手伝って、大ヒットを記録。

倒産寸前の窮地から復活を遂げると、1971年(昭和46年)に丹頂株式会社からマンダムへと社名変更した。

Mandomは Human&Freedom の合成語。「人間尊重と自由闊達な風土の中で豊かな創造性が発揮される人間集団」を意味する。

◼️【1970年CM】マンダム チャールズ・ブロンソン【フル3バージョン】

◼️「男の世界」

ブロンソンは1970年に男性用化粧品メーカー「丹頂」の化粧品「マンダム」のテレビCM(大林宣彦演出)に出演した。

撮影費は2000万円、ブロンソンへのギャラは3万ドル(約1000万円)であった。

バックの音楽は、ポップ・カントリー・シンガーのジェリー・ウォレスの「男の世界」が使用され、日本独自のヒットとなった。

ブロンソンの起用を提案したのは、民放テレビが頭の上がらない大手広告代理店の社員で、以前から彼に着目していた。

野性的な風貌のブロンソンを起用し、男らしさを前面に押し出したのは、逆転の発想であった。

当初、キャンペーンに当たったスタッフは周囲から猛批判を受けたという。

撮影は、アリゾナ州の砂丘とユタ州のモニュメント・バレー、ならびに、ハリウッドのスタジオで行われた。

ブロンソンが顎をなでながら放った「う〜ん、マンダム」のセリフは日本で大流行し、子供まで真似をするほどだった。

マンダムの商品知名度は発売直後に極端に上昇した。

丹頂は1933年に創業だったが、1960年代には経営不振に陥っていた。

しかしマンダムの爆発的ヒットによって年商は2年で倍増し危機を脱した。

翌年の1971年には社名を「マンダム」と変更した。

拳銃さばきを披露するCMではブロンソンは上手く撃てず、拳銃さばきの上手い大林宣彦がブロンソンに教え、ファニングをやらせたという。

なお、マンダム社はブロンソンの葬儀の際に献花をしている。

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🔸白木みのるさん、マンダム親子の主題歌を歌う!

◼️プロフィール


モリ・ヨシナリ


神戸市生まれ。学生時代はバックパッカー。米国とベルギーでホームステイ。エレクトロニクス企業で海外営業職に従事後、香港、中国にて外資系商社の設立に参画し、副社長を経て顧問。


現在、Bizconsul Office代表。ビジネス英語講師、海外ビジネスコンサルタント、全国通訳案内士 (英語・中国語)として活動中。


趣味は神社巡りと日本の古代史研究。四国遍路通訳ガイド協会会員。


🔸資格

【英語】全国通訳案内士、英検1級、TOEIC:965点(L満点)、観光庁インバウンド英語研修認定講師、TESOL(英語教授法)

【中国語】全国通訳案内士、香川せとうち地域通訳案内士、HSK6級

【ツーリズム】総合/国内旅行業務取扱管理者、国内旅程管理主任者、認定せとうち島旅ガイド(瀬戸内国際芸術祭2019公式ガイド)